高齢になっても自分の歯でおいしいものをたくさん食べたい!!
そう思われる方がほとんどだと思います。
特に食いしん坊の私は、その思いが強いです。
にもかかわらず、結構虫歯だらけ。
なかなか良い歯医者に恵まれず、歯の健康については伝えたいことがたくさんあります。
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本当に歯医者選びは大事です!!
今もお世話になっている歯科医の先生とは、20代中盤に出逢いましたが、もしもっと早く先生に治療してもらえてたら、こんなにダメージを受けずに済んだだろうなとしみじみ思います。
これは実際の私の歯のレントゲンです。
3本のうち、両サイドはすでに神経を取る治療をしました。
左の歯は比較的最近、神経を取ったのですが、治療のきっかけは痛かったというよりも「違和感」。
なんとなーく、
- 食べたあとに歯茎がうずく
- 熱いものや冷たいもののあとはしみるような気がする
- 天気が悪いと頭痛とともに歯茎もうずうずする
・・・そんな症状が気になり定期検診を受けながら相談したところ、症状的に神経がダメになっている可能性が高いとの説明でした。
私の歯磨きがヘタなのか?そのせいで虫歯から神経やられてしまったのだろうか・・・と先生に尋ねたところ、レントゲンを見る限りでは虫歯は見受けられないとのこと。
ん??じゃぁ、どういうこと??
それが・・・
くいしばり癖が原因で神経をダメにすることもあるんですよ。
と、先生の説明。
えーーーーー!!
そんなことになると知っていたら、顎関節症の予防にもなるくいしばり防止のためのマウスピースを、ちゃんと夜間寝ている間に装着しておけばよかった・・・後悔先に立たず。
治療の話に戻りますが、実は先生はこの写真の左の歯か、中央の歯か判断が難しいと頭を悩ませていました。ちなみにこの時点で既に過去の治療で2本とも銀歯が被せられていました。
私の自覚症状をもとにとりあえず左の奥歯の被せものを取り外し、神経の状況を目視確認することに。
やはり虫歯ではないけれど、普通の状態ではない様子です。神経を取ってしまうと歯の寿命を短くするので、もし我慢できるならこのまま閉じて様子見をした方がいいけど、カイカさんはこれで2回目だからね・・・。今回は取った方がいいね。
実は、この症状は初めてではなく何年も続いており、他の歯の治療や定期検診のときに訴えたことがありました。
でも、くいしばりが原因でというくだりはこの時に説明をしてもらったので、先に書いたとおり、ちゃんとくいしばり予防をすべきだったと思うとともに、これはもっと周知されていた方がいいことだと感じました。
私の信頼している歯科医の先生はなるべく神経を温存しながら治療をしてくださるので、ギリギリのところまで慎重にケアし、それでも致し方ない場合に神経を取る判断をします。
他の歯医者に通っていた頃は簡単に神経を取る人もいたので、残念なことに私の歯は神経がない歯が結構あります。
この左の歯の神経を取ると言われたときは、また1本大事な歯の神経を失ってしまうショックがありましたが、先生の治療方針の上での判断でしたので、納得することができました。
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しかし数か月後、また同じような症状が出てきたのです。
もしかして左の歯は取らなくてもいい神経だったのでは?!
真ん中の歯が原因だったの??
焦る気持ちを抑えて、歯医者さんへ。
前回と同じくレントゲンを撮りましたが、やはり虫歯らしきは見受けられないとのこと。
だけど、だいぶ歯茎が下がってきているし、被せている銀歯と下がった歯茎の間にむき出しになっている部分があるので、
知覚過敏用のお薬を塗って様子をみましょう。
ということなりました。
その後、症状は治まりました。
でも、この知覚過敏も酷くなると神経を取らないと辛くなるくらいの状態になる可能性があるので、歯磨きのときは強くゴシゴシやらないでください。
と指導を受けました。
確かに私は、つい癖で力強くゴシゴシと磨いてしまいます。なので、すごく早い段階で歯ブラシの毛が開いています。
そういう癖のある方は、電動歯ブラシをおすすめしていますよ、と歯科衛生士さんから話を聞きました。
電動歯ブラシを適切に使えば、歯と歯茎を傷めることなくきれいに磨けるのでお勧めとのこと。
しかし、電動歯ブラシを使ってもなお、癖で強くゴシゴシ押し当ててしまう方もいるので、それは逆効果です。
もし使うのであれば、当院では正しい電動歯ブラシの磨き方を指導していますよ、とのことだったので、私もしばらく気を付けながら歯磨きしますが、もし癖が直ることなく歯茎の症状が復活した際は、電動歯ブラシの購入を検討したいと思います。
まとめ
- 歯のくいしばりで神経を傷つける可能性があり、最悪の場合、神経を取らないといけない
- 歯磨きで力強く磨きすぎると歯や歯茎を傷め、知覚過敏になる可能性がある。ひどくなると、神経を取ることもある。
やっぱり自分の歯で食べるのが一番おいしい!
健康な歯を保つためにも、信頼できる歯医者さんに通いながら正しい知識を身につけましょう。