ある日、ゴロンと横になっていたところ、いつものように息子が私の上に乗っかってきました。
そして、私の口の中を覗き込んでこう言ったのです。
「お母さん、何で歯が黒いのー?」
・・・。
何を言ってるんだ、どれどれ、と手鏡を見ながら、
「どこ?」
と息子に聞きました。
「ほらほらー、奥の方。」
と指をさされて見た一番奥の歯・・・。
何だか黒っぽいような・・・んんん、真っ黒?!
(いや気のせいでしょう!これは銀歯だ!)
と、自分に言い聞かせながら息子に「これ銀歯だよ。」と伝えましたが、息子は納得しません。
そして私の胸は段々ざわざわ・・・し始めました。
ネットで検索しても、あまり詳しく体験談を見ることがなかったので、歯医者で確かめてきた内容を書いていきたいと思います。
スポンサーリンク
恐る恐る鏡でチェック・・・本当に真っ黒だった!
息子に歯が黒いと言われた翌日、仕事中も「あれはいったい何なんだろう?」と頭の中で繰り返し自問していました。
仕事帰り、早速百均で口腔内用の鏡を購入です!
キャンドゥで買いました。
そして帰宅後、ドキドキのチェック・・・。
( ̄▽ ̄;)!!ナンテコッタイ
息子の言うとおりでした。
もう、真っ黒です。
確かにこの歯は治療して銀歯だったはずなのに・・・。
いつの間にこんなに黒くなっていたんだろう・・・。(ハズカシイ)
いやでも、先月歯のメンテナンスでクリーニングしてもらったばっかりだから、日は浅いかもしれない。
とにかくこれは、すぐに歯医者でみてもらわなきゃ!
いつもは2週間くらい予約待ちの歯医者なのですが、たまたまキャンセルがあったので2日後に予約することができました。
かなりショックを受けていたのですが、ブログ用に記録を残したかったので、夫にお願いして黒く変色した銀歯を撮ってもらいました。
(閲覧注意。汗)
これです。
銀歯だらけでお恥ずかしい口腔内写真でございます・・・。
どうでもいい余談ですが、この写真撮影の状況は、かなり滑稽な感じでして。思い出しただけで爆笑しそうになります。
私がスマホのライトで自分の口の中を照らし、片方の手では頬を引っ張って大きく口を開け、歯をむき出しにしまして。
夫に撮ってもらったあと、私がチェックして、ああでもないこうでもないと注文をつけ、最終的に撮れたものを撮影した時の夫は、
と、まるでグラビアアイドルを撮影しているかのような声を出しておりました。
すんごい状況の自分を撮られながら、何度笑ったことでしょう。
・・・どうでもいい話でした。
歯医者で見てもらった結果は?
予約の時も、衛生士さんの確認の際にも、
「銀歯が黒く変色したのが気になっています。」
と伝えていたのですが、先生がチェックしたあとの説明内容は・・・、
あれ?何か違う。笑
わざわざCCDカメラで撮った写真を見せて説明してくださってはいるのですが、私の気になっている変色した銀歯は何故か途切れて写り込んでいる感じになっています。
私が気になっているのは、銀歯が黒くなっているということでして・・・。
と、画像を指さしながら伝えたら、
これはね、錆だね。
それよりもね、私はこっちの縦の線の方が気になっているんだけど・・・。(苦笑)
あ、そうなんだ。錆かー。
って、先生、軽く言っているけど、私的には結構ショックですよ・・・。
昔はこういうのが使われていたことがあるけれど、不純物が多いものなんですよ。そういうのは、こんな風に錆びることがあるんです。
銀歯というのは12%パラジウム合金というもので、確かに錆びることはあるけれど、ここまで黒くなることはないですよ。
あ、本当のシルバー(銀)でも黒くはなるけどね・・・。
でもカイカさん、だいぶ前からこの歯、黒かったですよ。
・・・。
えぇえ゛ーーー!!!
( д) ゚ ゚ ポンッ
めっちゃめちゃハズカシイじゃないですか、何年もこんな黒い歯を、堂々と歯医者さんで見せていたのですか!衝撃すぎますよ、先生っ!!
そんな心の声は胸にしまいつつ、続ける先生の説明を聞いていました。
それよりも私は、この縦線が気になるんだよね。
これはクラックて言って、歯に亀裂が入っている状態なんだ。
食いしばりが強い人になりやすい傾向があるんだけど、症状が出なければ通常は経過観察になります。でもクラックの怖いところは、いきなり歯が裂けて崩れてしまう可能性があることなんです。そうなってしまうと、抜歯しかありません。
確かに、それはかなり気になる状態です。汗
食いしばりが強い人がなりやすい・・・。
確か、3年前にこのブログで最初に書いた記事が、食いしばりについてでした。
また食いしばりで歯をダメにするかもしれないのかー。
寝ている間のことなので、マウスピースをつけるくらいしか対応策はないのではないでしょうか。
まさかの銀歯が黒い!から、クラックの話になるとは思っていませんでしたが、今後の経過として予想されるのが、
- 特に変化なし
- クラック部分から傷んで、しみるようになる
- クラック部分から傷んで、神経を取ることになる
- 歯が裂けて、抜歯になる
という可能性の説明を受けました。
クラックの治療というのは通常、しみる等の症状が出てからの処置になるけれど、やはり怖いのは、いきなり歯が崩れてしまうことなので、先生から一つの治療法を選択肢として挙げられました。
それは、黒くなった銀歯を手直しするついでに、クラック部分を覆う形で銀歯を被せるというものでした。
例えとして、歯を竹に見立て、縦にヒビが入った状態のものの真ん中に詰め物をすると、全体的にパカン!と裂けてしまうように、銀歯も真ん中に置くと歯が裂ける可能性が出てくるので、それを防ぐには囲い込むように被せてあげるのが良い、というものでした。
しかしそれには、虫歯でない部分を削る、という状況が発生するので、先生はあまりおススメする感じではなく、判断が難しいというようなことを仰っていました。
スポンサーリンク
黒くなった銀歯の対処はどうなる?
おそらく、歯のクリーニングをしても、この錆びた黒い部分は変わることはないのでしょう。先生からはそんな説明はありませんでした。なので、どうしても対処したいのであれば、銀歯を取って新しく作り替えるしかありません。
先生は、まったく変色した銀歯については気にされていない様子でしたが、やっぱり私は気になります。
上の歯の奥歯なので、見た目的にはそんなに目立たないですが(実際、だいぶ前から黒かったらしいのに、今回子供に言われて気づいたくらいなので)、「銀歯が黒く変色した」というキーワードで検索してみると、銀歯が体に及ぼす影響について書かれているサイトが目に付いて、それによると、体に水銀が蓄積されている、すなわち毒が体内に溜まるということが書かれていたのです。
私の歯は、本当に銀歯だらけです。
乳歯の頃に虫歯があったせいか、永久歯になっても虫歯になりやすかったです。歯磨きを頑張っても、虫歯ができては治療の繰り返しでした。
良い歯科医に縁がなかったのも不運でした。
今、被せている銀歯が、もし治療が必要となり外すことになるのなら、今度はお金がかかっても仕方がないので、セラミックを入れたいと思っているところなのです。
そして、今回セラミックという選択肢を先生に聞いてみましたが、
というのが先生の見解でした。
若干、何でそこにセラミックを?というように感じている印象を受けました。
と仰っていました。
しかし、ネットでの情報だと、銀歯よりはセラミックの方が歯に近いので隙間が生じにくく、銀歯よりは虫歯になる可能性が低い、というのを見かけています。
なので、やっぱりセラミックにしたいけどな・・・という思いはあるのですが、なにせ金額が高い・・・。
やはり現実的ではないのかな?という思いと、やっぱりなるべく金属を口の中から排除したい、という思いに揺れます。
最終的には、私の今までの治療経過も考慮すると、今のうちにクラックを銀歯の取り換えと同時に対処していた方がいいのでは、という話になっています。
もし、その方向で行くのなら、再度予約を取って治療しましょう、ということでその日は終わりました。
まとめ
私の銀歯は見間違いではなく、しっかりと真っ黒に変色しているのを歯医者でも確認しました。
現在、主流になっている銀歯よりも不純物の多いもので作られているらしいその詰め物の色は、実に体に悪そうです・・・。
この対処法としては、銀歯自体の取り換えしかなさそうですが、通常は虫歯がなければそのままにしておく、というように歯科医に言われました。
しかし私の場合は、クラックがあるため、銀歯だけ変えるという意味合いだけではなく、治療も兼ねて対処ができることになりますが、それをまた銀歯で被せるということに、まだ決断できないでいます。
今まで20年近くお世話になっている、信頼している歯科医ですが、今回初めて、セカンドオピニオンを受けたいと思いました。
今こうやって文章に書いていて思いましたが、例えクラックがなかったとしても、やはりこの錆びて変色した銀歯は変えた方がいい、という気持ちです。
もうしばらく考えて、今後どうしていくか決めようと思います。