2021年12月から歯科矯正をすることになった小学校低学年の息子の経過報告です。
耳慣れない矯正方法ですが、バイオビムラーシステムというやり方です。
わずか約2ヶ月半で、見た目が驚くほど変化していました。
備忘録として綴ります。
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バイオビムラーシステムとは
小児矯正の種類はいくつかあるようですが、息子が通院している歯科でおススメされたのは、このバイオビムラーシステムというものでした。
歯の矯正というと、かなり痛いイメージがありますが、このバイオビムラーシステムは、主に就寝時間に装着するので、そこまでひどい痛みはないようです。(息子の感想と親から見た体感)
実は私も夫も歯列矯正を経験していますが、その当時はブラケットという装置を歯に固定し、ワイヤーを通してやるものでした。
それがものすごく痛かったので、まだ小学校低学年の息子に耐えられるのかが心配でしたが、今のところほぼ毎日装着できています。
息子が矯正をする理由は別記事にするので、ぜひそちらもご覧ください。
ワイヤー矯正経験者がおススメしたいバイオビムラーシステムの良いところ
歯科衛生士さんからは、以下の3点をキーポイントにバイオビムラーシステムのメリットを紹介されました。
- 非抜歯(歯は抜かない)
- 無痛(痛くないように)
- 簡単(夜だけ装着)
私たち夫婦はワイヤーを固定する矯正を経験しているので、何よりも取り外し可能ということが素晴らしいと思いました。
特に私の場合、矯正中に虫歯になることが多く、あちこち治療だらけになりました。涙
原因は、矯正処置直後の痛みの影響や、ワイヤーやブラケットが邪魔で磨き残しが多かったためです。
ちなみに夫は、口内の虫歯菌が少ないのか、あまり熱心に歯磨きをしなかったにもかかわらず、あまり虫歯になったことはないそうです。むぅ・・・不公平だわ。
また、抜歯をしないというのも本当に素晴らしい、というか、羨ましいです。
私の場合、若干の出っ歯を矯正するために上下の健康な歯を2本ずつ、合計4本も抜歯されました。
しかも、のちに他の歯医者で、1本は抜く必要なかったと言われ、がっかりしました。
本当に歯医者選びは慎重にした方がいいと強く思います。
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写真でわかった2ヶ月半の結果
毎日見ているせいか、矯正を始めてからの息子の変化にあまり気づいていなかったのですが、今回の診察でビフォーアフターの写真を見せてもらい、結果に驚きました。
(Beforeの写真の日付は、矯正をする前のものです。実際は2021年12月から矯正開始。)
たった2ヶ月でこんなに歯が移動するんだ!という驚き。
見た目が気になっていた前歯のすきっ歯は、一目瞭然です。
また、過蓋咬合(かがいこうごう)という「咬み合わせが深い」状態も改善されています。
まだまだ顎や口腔内の状態としては、成長段階に合わせて矯正を進めていきますが、素人としてはやっぱりこの見た目の変化が一番わかりやすいです。
他の効果として、矯正以前は舌の動きがうまくコントロールできなかった息子でしたが、この矯正装置を装着することで口腔内の筋肉トレーニングにもなり、だいぶ改善されています。
バイオビムラーシステムは不安だったけど選択してよかった
全然聞いたことがなかった矯正方法、しかもまだ新しい方法ということで、歯科医の先生の詳しい説明を聞いても若干の不安はありましたが、このまま順調に矯正治療が進んでいくだろうと2ヶ月半が経過した今は、安心感を覚えました。
私自身は、矯正の際に不必要な抜歯などを経験し、矯正中から顎関節症の症状がありました。出っ歯を直すワイヤー矯正を終了したあとも顎関節症は繰り返し再発し、今度は顎関節症の治療のために再び歯の矯正をする必要があると言われ大変な思いをしてきましたが、バイオビムラーシステムは抜歯もせず、痛みもほとんど訴えない息子の様子に、思い切ってバイオビムラーシステムを選択して良かったと思います。
また機会があれば、経過報告をしたいと思います。