神経を取った歯なのに、何だか痛みがある・・・?時々天気が悪い日に感じるような、うずく感じだけど、でもやっぱり「痛み」に近い・・・!?
最近、あちこち体のメンテナンスが必要な40代の管理人です。
何だか最近、歯がうずいたり、硬いものを噛むと痛かったりしていた奥歯。今までにもそういうことはあったけれど、体感的に梅雨や台風等の天気に影響を受けているなーというのがあったので、今回も梅雨のせいかな・・・と思いつつ。
なんだかいつもよりも長引いているのと、痛みの種類が違うような気がして歯医者に予約を取りました。
しかし、違和感が確定的だと感じてから受診できるまで2週間近くかかったので、おそらくその間に進行させてしまったと思いますが(後述します)・・・、結果から言うと、抜歯しか治療方法がないとの診断でした!泣
そして私の選択した抜歯後の治療法はインプラントです。ここでは、抜歯に至る経緯とインプラントを選択するまでの私の考えを書いていきます。
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目次
神経を取った歯に違和感。悪い予感的中
日に日に痛みが強くなっているような・・・いやしかし、梅雨が終わればきっと良くなるだろうとごまかしていたのが・・・。
ある日、お肉を食べていた時に感じたイヤ~な違和感に、「これはまた神経を取る治療をしないといけないかも。」と思いました。
そう、まさか神経を取った歯が痛むなんてあるわけないと思っていたので、まだ神経が生きている歯が原因だと思い込んでいたのです。
そして、試しに指で歯をコンコンとつついてみました。
そう思って鏡を見てチェックすると・・・。
私は歯医者でレントゲン写真を撮った際に、許可を得て記録用に写真を撮らせてもらっているのですが、それを確認すると確かに神経の治療をしたあとがありました。
神経を取ったあとは、その部分にお薬を入れます。上のレントゲン写真で赤丸で囲まれている歯の根っこ部分が白くなっているのは、お薬が入っています。
私がコンコンと刺激を与えて痛みを感じる歯は、間違いなくこのレントゲン写真の部分でした。
これは・・・マズいんでない?
予約の電話するも、2週間後にしか取れなかった
過去にいくつもの歯医者で納得いかない治療ばかりされてきたトラウマもあり、今の歯科医に出逢ってからは、先生以外には治療させたことがありません。
私の通っている歯科には何人か歯科医師はいらっしゃいますが、やはり私がお願いしている院長先生は人気なのか、なかなか予約が取れません。
でも激痛というほどでもなかったので、2週間後の予約まで我慢していたのでした。
診察・・・歯が割れている!?
やっと迎えた診察日。
私の訴える症状と、実際に歯や歯茎の状態を見て先生が仰ったのは、
原因としては、前にも話したクラックという歯に亀裂が入っている状態だったかもしれないし、神経を取った歯というのは、血液の栄養がいっていない状態なので歯がスカスカになり、結果もろくなります。カイカさんのように食いしばりが強い人は、寝ている間にものすごい力で食いしばっていると思うので、神経を取ってもろくなった歯が崩れてしまうということは珍しくはないんです。
との説明でした。
そしてその治療法は、抜歯しかないのです。大泣
ちなみに前回の受診時の様子も記事にしていますが、まさにクラックについて記載しています。その際にも、歯がクラックで割けた場合には、抜歯しかないと書いていました。
歯が割れると急速に歯周ポケットができる
先ほどさらっと書きましたが、歯茎の状態からも歯が折れているかもしれない、というのが予想できるとの説明がありました。
それが歯周ポケットです。
私は今までのところ歯茎の状態は概ね良好だったのですが、この痛みのある歯だけ異常に歯周ポケットがあるというのです。調べたところ、最大で7(おそらく7mmの意味)あるとのことで、今まで歯周ポケットのチェックを受けてこんなに大きな数字は聞いたことがありませんでした。
理由としては、歯が割れるとそこから菌が入り、早いスピードで骨を溶かしていくとのこと。
この痛みがある歯以外は、歯茎は良好なので、この歯周ポケットの深さから考えられるのは、おそらく土台の骨が溶けてきているのではないか、というのが先生の予想でした。
と仰っていましたが、その通りで・・・。
痛みを感じて2週間以上経ってから受診を考え、そして予約は2週間後にしか取れなかったので、受診するまでに1ヶ月はかかっているのです。
つまり、受診までに日数がかかったせいで、急速に骨を溶かしてしまった可能性があるのです。
骨が溶けているって・・・考えただけで恐ろしい・・・。
確認の為、レントゲン撮影
やはりレントゲン撮影をしないことには詳しいことはわかりません。
早速撮影です。
何となく、黒い影のような感じがあります。そこが割れているようにも見えます・・・。
先生も、このレントゲン写真を見て、ほぼ割れていると考えられていました。
抜歯した場合の処置は3種類
根元が割れているとほぼ決まったので、ここで先生から抜歯したあとに考えられる処置は3つあると詳しく説明がありました。
- ブリッジ
- 入れ歯
- インプラント
①、②については、保険適用です。(②の入歯は見た目の良い自費治療もあるようです。)
③はご存知の方も多いと思いますが、保険適用外なので金額が高いです。
詳しく書いていきます。
ブリッジの処置とは
歯を抜いた両隣の歯を支えに被せものをして、欠損した歯を補う治療です。ブリッジはその名の通り、両隣の歯を土台にして橋のような形の被せものをするので、ブリッジと呼ばれます。
メリットとしては、やはり保険適用で治療できることです。
デメリットは、両隣の歯を大きく削らなければいけないことです。
また、削った土台の歯に負担がかかり悪くなりやすい、という悪いスパイラルに陥りやすいことが挙げられます。
私がブリッジを選択しなかった理由
まず、抜いた歯の両隣の歯を削らないといけない、というのは私の中では受け入れられないことでした。元々、隣の奥歯は治療の為に銀歯が被せられているので、その歯は被せ直すということになりますが、手前の歯は健康な歯です。これ以上、歯を削るというのは私の選択肢にはありませんでした。
また、以前、母から聞かされたのが、ブリッジをしたために、両隣の歯もぐらつき始めたとのことでした。後に母は、その部分をインプラントに変えています。その時に言っていたのが、「最初からインプラントをしておけばよかった。」という言葉でした。
入れ歯の処置とは
私の場合だと、部分入歯になります。
ブリッジとは違い、両隣の歯を削る必要はありません。
しかし、部分入歯を引っかけるバネ部分の金属が目立つので、見た目的に良くありません。
また、どうしても入歯は緩くなってくるそうなので、都度、調整が必要になってきます。
入歯という選択肢は、私の中で高齢のイメージが強く、心理的にも受け入れられないのが大きいです。
また、「入歯が合わなくなった。」というのは、両親からもよく聞くセリフなので、食いしん坊の私には入歯のせいで思いっきり食べられないというのはかなりのストレスだと安易に想像できます。笑
インプラントの処置とは
抜歯して無くなった部分に、金属のネジのようなものを顎の骨の中に埋込みます。それが新しい歯の根っこ部分となります。
その上に、失われた歯の代りになる歯を入れることができます。
しっかり顎の骨に支えがある分、入歯のようにぐらつくことなく安定しているので、まるで自分の歯のような使用感だと言います。
インプラントと言っても、色々なメーカーや種類があるので、どれを選択するかによって費用はだいぶ変わります。
また細かく金額設定されているので、人それぞれ治療パターンが異なると、治療過程が多くなるほどに費用もかさみます。
私は、先生の説明を聞きながらも、既にインプラントをすると決意していました。それはやはり、上記に書いた母の経験談が大きいです。
そして治療期間ですが、これも個人差はありますが、私の場合、少なくとも完治までに来年の4月~5月くらいまでかかる予定です。約9ヶ月から10ヶ月近くかかります・・・。それを考えると結構気が遠くなります。
インプラントのデメリットは、高額であること、治療期間が長い、ということです。
インプラント希望伝え、早速CT撮影
ここまで先生から抜歯後の治療法について説明がありましたが、あくまで抜歯が確定してからの話です。抜歯せずに済むなら、もちろんその方がいいのですが、状況的にほぼ根っこ部分が割れている見解でした。
治療法の選択によって、次回受診時に何をするか大きく変わります。
ブリッジや入歯の場合には、抜歯後にその為の処置に入ります。
もしインプラントの場合なら、顎の状態がよければ抜歯後すぐに土台になる金属部分を埋め込むことができるそうなのです。その為にも、CTスキャンを撮り、どれくらい骨が溶けているか、細かく計算等していく必要があるとのこと。
また、顎の骨の溶け具合が大きいと、土台になるネジ部分を埋め込んだとしても不安定になるため、すぐにはインプラントの処置をすることはできません。
では、どうするのかというと、溶けた骨が回復するまで養生する必要があります。その判断材料としてCT撮影は大事な基準になります。
つづく・・・。