採卵から8日目の診察で驚きの説明。0PNが凍結胚に!グレードは?

二人目不妊治療の為、40代で初めての体外受精。その過程をブログに記録しています。

採卵翌日、培養士さんから電話で授精確認の電話がきましたが、なんと採卵から8日目の診察時に、その内容が変わりました。

前回の記事詳細は、こちらです。

40代初めての採卵翌日、培養士さんからの受精結果報告。

結論を先に言うと、凍結胚が2個

では、その時の診察で聞いた内容を記録しておきます。

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0PNの1つが逆転して2PNになっていた!

培養士さんからの受精結果報告では、2PNが2個、0PNが3個というものでした。

補足説明
受精をすると前核(PN)が2つ現れます。
この前核を2つ持つ2PNの卵子が正常受精卵と言われています。
0PNは、未受精か、もしくは受精の途中経過で一時、核が消失したように見えることもあり、その後の経過観察で正常な受精卵になることもある。

しかし、採卵から8日目の診察の際、先生からの説明では、0PNだったうちの1つがその後2PNになり、順調に分割を続け3日目に凍結したとのことでした。

これは培養士さんからも説明があった、採卵翌日の結果報告の時点では受精の途中経過であったため、核が確認できなかったものだったのです。

私は0PNと報告されたものに関して、期待はしていなかったので、この説明は本当に驚きでした。

逆に、最初の報告であった2PNのうちの1個は、途中で分割が止まってしまったので凍結しなかったという、これも意外な結果でした。

ということで、最終的な受精結果は、

2PNが3個、0PNが2個

そのうち、凍結できたものは2個でした。

病院からいただいた結果報告の内容を抜粋します。

2PN胚3個の内1個は、採卵翌日の朝に前核(PN)が出現せず0PNと判断しておりましたが、午後〇時に2PNを確認致しました。

2PN胚3個の内2個を培養3日目に凍結しました。

残り1個の2PN胚は、培養3日目に5分割、培養5日目に12分割を確認しましたが、胚盤胞には至らず凍結は行っておりません。

0PN胚2個の内1個は培養3日目に2分割を確認しましたが、その後胚盤胞には至らず凍結は行っておりません。残り1個は分割が確認できなかったため、未受精と思われます。

培養7日目に破棄処理を行いました。

最後の、「破棄処理を行いました。」の一文は、何とも言えない・・・気持ちに一瞬包まれました。何だろう、寂しい気持ち?悲しい気持ち?

でも、卵ちゃんたちよ、その存在だけでもありがとう、と思い直したのでした。

気になる凍結卵のグレードは?

この日の診察で、初めて凍結卵のグレードの資料をいただきました。

このような感じです。

grade

今回の凍結胚2個の詳細は、

G1G2という結果でした。

先生の説明を聞きながら、思ったよりも良かったその結果に喜んだのも束の間、

先生
グレードはあまり気にしないでね。G4とかG5とかになるとあまり期待できないけれど、それ以外はそんなに変わらないものと思って。

と釘を刺されました。( ̄▽ ̄;)

過剰に期待しすぎても、あとでショックが大きいので、これくらい言われた方が私にはちょうど良いのでしょう。

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胚移植の際、何個戻すか確認される

一通り、凍結に至った経緯の説明が終わり、今度は胚移植までの段取りと、何個の卵ちゃんをお腹に戻すのか確認されました。

私は1個ずつやるものだと思っていたので、1個にするか、2個戻すか、という選択肢を聞いた時に、すぐに心の整理ができませんでした。

しかし、先生の説明を聞いて、一気に40代という現実を突き付けられたのです。

先生
先生のおすすめはね、2個戻す、だね。

というのも、あなたの年齢で考えると、1つの受精卵が妊娠に至る確率は15%弱なので、2個戻したとしても、妊娠する確率が30%になるということなんだよね。

まぁ、1個ずつでもいいけど、先生が2個戻すのを勧める理由としては、時間の短縮とコスト面だね。

もちろんご夫婦の考えを一番尊重するけど、よく話し合って決まったら移植までに教えてください。

 

わわゎ、そうなの?

妊娠率、15%弱・・・。

1個ずつ戻していくつもりが、2個だなんて。

万が一、双子になったらリスク高いよね?

いや、でも2個でも合わせて30%もない妊娠率・・・。

コスト面で2個戻すっていうのも何だかなぁ・・・。

でも現実問題、1回の移植で、胚融解3万円、胚移植5万円+諸費用もかかるし、大きなポイントだ。

一番気になるのは、先生が言ってた時間の短縮・・・。

そうだ、もう年齢的に余裕がないんだよね。

補足説明
胚融解とは、凍結保存した胚の融解です。融解した胚の移植には別途、胚移植の料金が必要。
胚移植(ET)とは、胚を子宮に移植すること。

色々な思いが頭を駆け巡って、診察の間はもちろん、その日の内で結論は出せませんでした。

胚移植は2個と決断

夫婦で話し合った結果、2個をお腹に戻すことにしました。

理由は、やっぱり1回の胚移植で少しでも確率を上げること。

先生が言っていたように、時間的なこと、そしてコスト面。

夫は、診察日に先生の考えでいいのでは、と思っていたようです。

もちろん双子の可能性も否定できないのですが、夫婦で話し合って決めたことなので、結果は全て受け止めていきます。

まとめ

今回のことで、結果が出るまでは、何が起こるか本当にわからないものだと実感しました。

凍結卵2個の内訳が、まさか当初聞いていた0PNの中から1個できたというのは、想像していなかったです。

あれこれ色々考えてしまう妊活期間ですが、結果が出る日までは、あとは任せるしかないんだ、と思いました。

次の診察は、生理がきてから9~11日目の受診です。

胚移植に向けて、子宮内膜を厚くするのに気持ちを持っていって、できることをやろうと思います。

また経過を綴っていきます。

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