片頭痛とは違う激しい頭痛の正体は群発性頭痛だった!治療、効く薬はある?

みなさんは、群発頭痛という病名を聞いたことがあるでしょうか?

2020年10月27日にロックバンド「サカナクション」のギター・ボーカル、山口一郎さんが、Instagramで持病の群発性頭痛を告白をしたことにより、ネットニュースでも話題になり、初めてその名前を聞いたという方も多いことでしょう。

子供の頃から頭痛持ちの私は、片頭痛と緊張型頭痛の両方経験しているので、この二つの名称は知っていました。

結構、気候に左右されることもあるので、以前いた職場では、

「カイカさんの頭痛は天気予報なみに、お天気崩れるのがわかるよね~。」

と、言われる程でした(^^;)

ある日、同僚から頭痛ネタで話しかけられたのですが・・・。

どうも私の経験してきた頭痛の様子と違います。

同僚の深刻な頭痛の悩みが気になって、ネットで色々検索してみました。

そこで初めて知った頭痛が群発性頭痛だったのです。

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毎年一回、激しい頭痛が続く期間がある。

その同僚は男性(当時30代)でしたが、頭痛は1ヶ月くらい続くが、一定期間が過ぎると治まり、あの痛みは何だったんだろう?と思うくらいケロッとする、と話していました。

そして気になったのは、

「毎年だいたい同じ時期かな~、激しい頭痛が出てくるんだよね。それが始まったら、1ヶ月くらいは痛みで寝られない日々が続いて・・・。結構辛い。」

というものでした。

私の知っている片頭痛や緊張型頭痛は、年中いつ起きるかわからないものですが、同僚の言う頭痛は、痛みが始まってしばらくは、ほとんど毎日痛みがあり、ある一定期間を過ぎれば治まるというもの。

しかも頻繁にではなく、年に一度くらいの頻度ということ。

痛みは片側だけ。それゆえ、激しい片頭痛と思っていた。

痛みが出始めると、ただただ、その痛みが消えるのを耐えるしかない、と話していましたが、その痛みが強烈で、じっとしていられないといいます。

目の奥がえぐられるような、とにかく耐え難い痛み・・・。

しかも、あまりに痛すぎるせいか、その痛みがある方の目から、涙が出てくるということ。

片側の痛みなので、同僚は激しい偏頭痛と思っていたそうです。

痛み止めも効かず、本当に辛い痛みだと語っていました。

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頭痛専門外来の受診を勧めた。

同僚の情報を頼りにネットで検索し、初めて知った群発性頭痛。

もちろん同僚も初耳の病名で、その症状を伝えると、まさしくその通り!と同意していました。

頭痛専門外来の受診を勧めたところ、すぐに受診し、群発頭痛の診断が下ったと報告がありました。

治療薬はかなりの効果あり。

治療方法として、予防薬になるお薬を処方されたと言っていました。(お薬の名前は忘れてしまいました。)

それを飲むと、かなり効き目があるようで、のたうち回ることがなくなった、本当にありがとう!!!、と感謝の言葉をいただきました。(T_T)

ただ、当時(2010年くらい?)は、まだそのお薬は高価だと話していましたが、とにかくこの頭痛に効くお薬があって良かった、と笑顔で言っていました。

あれからだいぶ経っているので、今はジェネリックも出ているといいな、と思います。

まとめ

片頭痛や緊張型頭痛でも、お薬が効かない状況だと本当に辛いです。(私はイブプロフェンで重篤な副作用が出たので、現在は効き目の弱いアセトアミノフェンしか飲んでおらず、結構キツイです。時期が来たら、頭痛外来の受診予定です。)

群発性頭痛のように、特に痛みの激しい頭痛だと、それに効くお薬に出逢えるまでは、まさに地獄のような痛みだと思います。

もしあなたのその頭痛が、群発性頭痛の症状に当てはまるものがあれば、早めに頭痛外来を受診することをおすすめします。

あなたの頭痛の原因がわかって、適切な治療法が見つかりますように。

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