先日、インフルエンザじゃないかと思って検査を受けたけど陰性で、風邪だったのかな?という記事を書きました。
しかし今日、息子が小児科で「りんご病」と診断を受け、その際に先生から、大人がうつると関節痛が強くでるんだよ、と言われ、そこから私も罹患していたことがわかったのでした。
ちなみに妊婦さんがかかると、胎児に影響があるので注意しないといけない、とも言われました。
改めて、子供と私のりんご病の症状を書いていきたいと思います。
りんご病とは?
リンゴ病は、子どもの両頬が発疹で紅くなることで、その名前がついた病気です。
別名を伝染性紅斑とも言い、ヒトパルボウイルスB19による良性の感染性疾患です。
春から夏にかけて患者さんが増える傾向にありますが、一年を通して散発的な流行をきたすこともあります。
典型的には、子どもが発熱やだるさなどのインフルエンザに似た症状の後に、顔面がリンゴのようになる特徴的な紅斑や体幹にレースの網目様に紅い皮疹を起こします。引用:仲多度郡・善通寺市医師会
りんご病という名前は聞いたことがあったのですが、ちゃんと調べたことがなく、今回の件で初めて情報検索しました。
検索する前の私のイメージとしては、上記引用にも書かれているように、両頬が真っ赤かになっているものだったのでした。
しかし、息子の症状としては、そこまでではなく、ほんのりピンク色になっている感じです。
驚いたことは、顔が赤くなる症状が出る頃には感染力はほとんどなく、その1週間前くらいが感染のピークらしいです。なので、顔が赤くなり病院で診断を受けても、既にうつる可能性が低いということで、登園禁止にはなりませんでした。
どうやら潜伏期間が長いらしく、感染してから風邪のような症状が出るまでに7~10日、そして赤くなる症状が2~3週間後に出るようなので、息子は2~3週間前には感染していたと考えられます。
息子の症状
実は息子がりんご病じゃないか?と、最初に気づいたのは、保育園の先生でした。
仕事帰りに着信があったのに気づき、既にお迎えの途中ではありましたが、折り返してみると、
とのことでした。
帰宅後、すぐにりんご病を検索すると、思い当たることがいくつかありました。
それは、
- 今月に入り、熱があった
- 鼻水など風邪症状があった
- 太ももが痛いと激しく訴えた日があった
- 左ほおだけ赤くなっている感じがあった
- 両足にまばらに赤みがある日があった
というものです。
保育園の連絡帳を確認すると、以下のような体調の変化がありました。
1日目 | 1/5(土) | 夕方から熱、37.9℃。一晩で下がる |
2日目 | 1/8(火) | 起床時、機嫌悪い |
3日目 | 1/9(水) | 夜、癇癪あり |
4日目 | 1/10(木) | 左太ももが痛いと激しく訴える |
5日目 | 1/17(木) | 鼻水あり |
6日目 | 1/18(金) | 鼻水酷くないがつまり感あり |
7日目 | 1/19(土) | 鼻の状態落ち着く |
8日目 | 1/21(月) | 鼻づまりあり |
9日目 | 1/22(火) | 鼻声で鼻をすすっている |
10日目 | 1/23(水) | 鼻水量増える |
11日目 | 1/24(木) | 耳鼻科受診。抗生剤処方 |
12日目 | 1/25(金) | 鼻水量まだ多い |
13日目 | 1/28(月) | 保育園で顔と手足に赤みがあると指摘あり。37.4℃ |
改めて確認してみると、最初の熱が風邪症状の始まりだったのか?と思いました。
1月28日に保育園で顔の赤みを指摘されましたが、実はその前の週くらいに、左頬が赤く感じたのと、入浴後に両足がまばらに赤みがあったのを記憶しています。あれ?とは思ったのですが、入浴後で血行が良くなっているだけかな?と、見過ごしていたのでした・・・。
私の症状
りんご病をネットで調べると、「大人のりんご病」というキーワードを見かけました。
そして、その内容にほぼ確信を持ったのです。私のここ最近の体調不良は、りんご病だったと。
大人がかかった場合でも、発熱、倦怠感、筋肉痛に続いて皮疹をきたすことがあります。
しかし、子どもの感染の特徴である顔面の紅斑や体幹の網状皮疹は大人では少なく、分かりにくい場合が多いです。
大人の発疹は、手足に出ることが多く、かゆみを伴うこともあります。
また、大人では、子どもにはほとんど見られない手足のむくみや関節痛が高頻度に見られるため、リウマチにかかったと思い受診する人もいます。
関節痛の多くは数週間で自然に改善するといわれ、特別な治療法はありません。
症状の強い場合には、消炎鎮痛薬で様子をみることもあります。引用:仲多度郡・善通寺市医師会
今回、インフルエンザと思うほどの関節痛があったにもかかわらず、検査は陰性。そして、普段の風邪の感じとも違うので、体力や免疫が相当落ちてしまったのかと、若干凹んでいました。
しかし、この情報をみかけ、これは当てはまる!と思ったのが、
- 強い関節痛
- 長引く強い倦怠感
- ヨガの翌日に感じたかなり強い筋肉痛
- 我慢できないほどの足のかゆみ
というものでした。
また他の症状としては、以下の2つがありました。
- 下痢
- 首の後ろ(付け根)にグリグリ
時系列の症状です。
1日目 | 1/17(木) | 夜、急激に関節が痛くなる。特に腕の両付け根、腰、足の付け根(右)の痛みが酷い。湿布で対応。熱や喉の痛みなし。 |
2日目 | 1/18(金) | 昨晩から痛み出した関節痛、起床時は湿布のおかげか痛みが引いていたが、職場で痛み出す。だんだん怠くなり、熱が出る感じに。喉の痛みはなし。夜に葛根湯を飲んだあと、37.6℃の熱が出た。 |
3日目 | 1/19(土) | 平熱。夜中から鼻水が大量に出始め、くしゃみも出る。若干喉の痛みが出始めた。強い関節の痛みが一昨日夜からあったので内科受診。インフルエンザ陰性。夕方から太もも内側にやけどのようなヒリヒリ感が出始める。 |
4日目 | 1/20(日) | 昨日、一昨日、風邪症状。37.6度まで熱が上がったり下がったり。太もも内側、殿部から腰にかけて火傷のようなヒリヒリ感強くあり。湿布で対応。しばらくサボってたサプリの高麗人参も服用再開。 |
5日目 | 1/21(月) | 高麗人参の効き目か?怠さがだいぶ取れた。やけどのようなヒリヒリ感も治まる。 |
6日目 | 1/22(火) | 疲れやすい。めずらしく下痢。 |
7日目 | 1/23(水) | 首の後ろ(付け根あたり)にグリグリができている。若干腫れている。 |
8日目 | 1/24(木) | 首の後ろグリグリある。まだ腫れがある。 |
9日目 | 1/25(金) | 喉の痛み。首の後ろグリグリある。腫れは引いた。 |
10日目 | 1/26(土) | 喉の痛み。首の後ろグリグリある。 |
11日目 | 1/27(日) | 4時に目が覚め、猛烈に両足の裏がかゆい。内くるぶしあたりから始まり、足の裏全体かゆくなった。ニベアにペパーミント精油を混ぜて塗布。時々喉の痛み。(かなり乾燥している日だった)首の後ろグリグリある。 |
12日目 | 1/28(月) | 昨日から足の裏全体痒み続く➡ニベアにペパーミント精油を混ぜて塗布。息子が顔が赤いとのことで、りんご病ではないかと保育園から連絡。首の後ろグリグリある。 |
13日目 | 1/29(火) | 息子が小児科でりんご病の診断。足の痒みはだいぶ引いて我慢できる程度。小児科でもらったかゆみ止めをつけたが、効きはあまり感じない。軽い咳、喉の痛みあり。首の後ろグリグリある。 |
症状が現れた時期的にも、私は息子からりんご病がうつったと思われます。
とにかく足がかゆい!
最初に関節痛の症状が出た日から10日後、突然、猛烈に足がかゆくなり、4時に目覚めてからしばらくかきむしっていました。
最初は右足の内くるぶしから痒みが始まり、それが足の裏全体に広がりました。そのうち、左足も同様にかゆくなり、足が床に着く度にヒリヒリするほどかいていました。
結構乾燥していた日だったので、乾燥からくるかゆみかと思い、ニベアを塗りましたが、ムズムズ感は続いていました。
そして夕方頃、ふと思い出したのが、ペパーミントの精油。
以前、息子が汗でかゆみが出てしまい、傷を作って飛び火になり、手作りで軟膏を作ったことがありました。その際に、痒みを止める精油は、ペパーミントと教えてもらったのです。
私が持っている精油は、直接肌につけても大丈夫なものではありますが、本来はこんな使い方はよくないとは思いつつ、かゆみには勝てません。ニベアに精油を混ぜ、足の裏全体に塗り込んだのでした。
そして、それがかなり効きました!嬉しすぎる!!
効き目は1日中ではないので、3回くらい塗布したと思います。
しかし、この痒みの原因は何なんだろう?と不安になっていました。
もしかして・・・水虫??
足の裏の痒みを検索すると、水虫の情報ばかりです。私はかかとが結構ガサガサになっていたので、もしかしたらそれは乾燥ではなく水虫だったのでは?と焦りました。
これが続くようなら、皮膚科を受診しよう・・・そう思っていた矢先に、大人のりんご病の症状を知り、ホッとしたのです。
ちなみに私が使用している精油はYoung Livingというメーカーですが、ヨガの先生に譲ってもらったものです。
購入方法を調べてみると、ネットワークビジネスのようで、基本的にはヤングリヴィングの会員になり購入するか、会員から直接購入する方法しかないようです。
試しにAmazonで検索してみたら、ペパーミントではないですが、スペアミントが購入できるようです。スペアミントにもかゆみ抑制効果があるようです。
Amazonで見る ⇒ Spearmint 5ミリリットル ヤングリヴィング
※もしアロマ精油を肌に(オイル等に混ぜて)塗布する場合は、必ずパッチテストなさったうえで、慎重におつかいください。
ネットでの情報では、大人のりんご病の症状として「手のひらや足底には痒みはでない」というものを見かけたのですが、私は内くるぶしから始まり足の裏全体が猛烈にかゆくなりました。こんな経験は生まれて初めてなので、この痒みの原因はりんご病だと思っています。
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小児科での診察。そして私もりんご病と診断される。
かかりつけの小児科は、予約制になっていて、診察時間が近づいた段階で病院から電話連絡がくるシステムです。
予約の時点で、保育園でりんご病ではないかと指摘されたのを伝えていたので、すぐ隔離部屋へ通されました。
息子は小児科のキッズコーナーが大好きなので、隔離部屋に通されたことに不服で、しばらくブーブー文句を言っていました。笑
しばらくして、先生が入室すると一目見て、
と即答でした。苦笑
確かに昨日、今日と顔の赤みは両頬に出ています。
でも真っ赤ではなく、薄くピンク色の感じで、不謹慎かもしれませんが、かわいく見えます。
との診断でした。
そして続く説明に、
と、仰ったのですかさず、
と言うと、
と、これも即答でした。
また、
と、説明されました。
私は不妊治療は先月で終了したのですが、卵管造影検査をしたばかりです。卵管造影をしたあと、半年は妊娠しやすいと言われているので、今回タイミングを取っていました。なので、もし今回妊娠していたら、影響があるのかどうか気になり、先生に聞いてみると、
と言われたのでした。
そこで、新たな心配が発生。急いで調べてみると、「Q. 妊娠判明の2週間前にりんご病に。胎児への影響が心配です。」というQ&Aを見つけました。このサイトによると、もし今回私が妊娠できたとしても、影響なさそうです。
そして、特に避妊した方が良い、という情報は見つけることができませんでした。まだ不妊外来に通っていれば先生に質問できたのですが、先月末までと決めているので、ネットでの情報が頼りです。
足のかゆみの件で、何科を受診したらよいか小児科の先生に聞いたら、息子に処方した軟膏をお母さんも使ったらいいですよ、との返答でした。
まとめ
とにかくいつもの風邪の感じと違う・・・。私の体力ってそんなに落ちてしまったの?と嘆いていましたが、小児科の先生から私はついでの診断でしたが、「りんご病」の可能性が極めて高い、ということで、ホッとしたのでした。
とにかく辛かった症状は、
- インフルエンザのような激しい関節痛
- ダラダラ続く倦怠感
- 足のかゆみ
というものでした。
一度りんご病にかかると、次はかからないとのことで、先生から息子の母子手帳に記入しておくといいよ、とアドバイスされました。
私のように、インフルエンザが陰性だったのに関節痛が酷かった!というのは、もしかしたらりんご病だった可能性もあります。
意外と知られていない大人のりんご病ですが、妊婦さんが罹患すると胎児に影響がでるので、要注意です。
もし妊娠中にりんご病の疑いが出てきたら、速やかに産婦人科医に相談しましょう。
追記:症状出てから17日目の体調
まだある症状。
- 喉の痛み、咳
- 首のグリグリ
- 足のかゆみ(時々、手のひらも)
発症から14日目あたりからだいぶ良くなっていると感じたので、つい高麗人参を飲むのを止めていました。(コラッ!
そのせいか、今度は喉の痛みと咳がぶり返したかのように出始め、毎朝、色付きの痰が大量に出ます(起床時のみ)。また慌てて高麗人参を飲んでいます。
声はガサガサで、咳が続くのが体力消耗になっています。感染力が弱まったと聞いても、マスクは欠かせません。
また、発症から7日目に現れた首の後ろ(付け根)のグリグリは、若干小さくなった感じですが、まだあります。
足のかゆみは、時々ありますが、とりえあずちょっとかけば治まる程度です。手のひらも時々かゆいので、これもりんご病の影響かな?と思う今日この頃です。
それにしても長引くな~~~!
気になるのは、違う年齢の子なんですが、何人かりんご病になっている子がいるので、息子さんもそうなのかな?と思いました。
手と足を確認しましたが、赤くなっていたので、病院受診された方がいいかと思います。