飛蚊症が網膜剝離の疑いで検査したら異常なしで、老眼と言われた33才

時々、黒いススのような、小さな虫のようなものが見えることがある場合、飛蚊症の可能性が高いと思う人がほとんどではないでしょうか?

私もその一人で、飛蚊症は治療の必要もないし、大したことではないと思っていました。

しかし、同僚との会話で、飛蚊症は網膜剝離の可能性もあると言われ、慌てて病院にいったのでした。

結論から言うと、網膜剝離を心配して飛蚊症検査を受けたら、33才で老眼が始まっている、という衝撃的な事実を告げられたお話を書いていこうと思います。(笑)

スポンサーリンク

激務続きで飛蚊症の症状が酷くなっていた

30代前半に努めていた会社は、基本は定時に帰れる職場でしたが、繁忙期になると深夜まで残業ということがよくありました。

当時、まだ独身で同僚との信頼関係もよく、遅くまで共に働いている私って、バリバリのキャリアウーマンみたい、と思っていたかどうかはアレですが、激務が続く日々に眼精疲労は常にありました。

そのうち、時々見える程度だった飛蚊症が、もう視界がうるさいっ!!と思うほどに、よく現れるようになりました。

その話を、残業時の休憩タイムに同僚と話していたら、


「飛蚊症と思っていた友人が、実は網膜剥離で失明寸前だったから、念のために眼科受診した方がいいと思うよ。」


と言われたのでした。

心配性の私は、すぐ病院に行くことにしました。

眼科受診したら当日すぐ検査に

職場の近くの眼科に行くと、すぐ検査をしてもらえることになりました。

飛蚊症の検査は眼底検査というもので、瞳孔が開いた状態にし、詳しく眼球のチェックをします。

瞳孔が開いた状態というのは、猫の目が夜になると黒目がまん丸に大きくなった状態を想像するとわかりやすいと思います。

黒目が大きくなると見た目はかわいいのですが、光がまぶしく、視界はぼやけてまともに見ることはできません。

そのため、検査当日は運転して帰ることができなくなります。

行ったその日で、すぐそういう検査をすると思ってなかったので、


カイカ
帰りの運転どうしよう。


と一瞬悩みましたが、幸い友人と連絡がとれ、迎えにきてもらうことになり、自分の車は翌日まで病院駐車場に置かせてもらうことになりました。

瞳孔を開くための目薬を点眼し、最大に開いた状態までしばらく待ってから(20~30分くらい)診察室に呼ばれました。

空気プシュッも苦手なのに、眼底検査はもっと・・・

10年くらい前の記憶を頼りに書いているので定かではないですが、診察室では眼球に先生が直接レンズか?何かの器具が触れたのを覚えています。

私は先端恐怖症とまではいきませんが、眼球に触れるということに軽く恐怖心があります。

なので、気球を見せられてプシュッと空気の出る検査はもちろん大嫌い、まつ毛が目に入ってしまったのを自分で取ることさえ苦労します。

それなのに、視界がぼやけた状態で診察室に呼ばれ、眼球に直接触れられるなんて!!

ちょいと呼吸が止まりました。(笑)

しかし、ここは恐怖に耐えて、どうにか我慢で乗り切ったのでした。

網膜剥離を心配したら思わぬ診断名に絶句

さて、検査結果ですが・・・。


先生
大丈夫、網膜剥離ではないですよ。


ここはサラッと、説明が終わりました。

しかし、そのあとになんだか先生が言いにくそうにしています。


先生
網膜剝離はね、心配ないんだけど・・・。

えっとね、まだ全然自覚症状ないと思うけど、、、老眼が始まっているんだよね。


・・・えっ???


は????


カイカ
老眼・・・ですか?

私、まだ30代なんですが・・・。


先生
うん、そう。(苦笑)

自覚症状が出始めるのは、まだまだ先の話だから、そんなに心配しないで。

ただ、眼精疲労も続いているようだし、目を酷使するのはよくないから、仕事の合間に適度に休憩はいれてね。


老眼と診断する根拠も詳しく説明されたのですが、もう覚えてません。(肝心なところ。)

あまりにも想定外な検査結果にショックで呆然としましたが、まぁ、そのあとは話のネタにしました。笑

スポンサーリンク

飛蚊症について

通常の飛蚊症なら、特に治療することはありません。

先生曰く、


先生
気になって黒いのを目で追いかけると、余計に見えちゃうから、コツは気にしないことだね。


とのことでした。

気にするなと言われても、気になるので難しいと思いましたが、先生に言われたことを意識していたからか、いつの間にか感じなくなりました。

余談:診察待ちの間、隣で先生が怒っていた(仮性近視の話)

私の前の患者さんは、まだ小学生でした。

簡単な仕切りがあるだけで、隣に座って待っていた私は、話が丸聞こえ状態でした。

どうやら連れてきていたのは、その子のおばあちゃんらしき人。

先生は、


先生
どうしてもっと早く連れて来なかったんですか!

仮性近視の状態なら、まだ視力回復の見込みがあったのに、もう近視に進行しているんですよ。

治せるものも治せないじゃないですか!


たぶん、保護者であるその子の親が、なかなか病院に連れていけなかったのかもしれません。

おばあちゃんらしき人は、付き添いで連れてきた感じだったので、オロオロした雰囲気が伝わってきました。

自分が言われたわけではないのですが、私までドキドキして、強く印象に残っています。

そしてこの時に、仮性近視というのは治る見込みがある状態で、治療せずそのままにしていると近視になってしまうというのを知りました。

実際の老眼の自覚症状はいつ頃?

33才で老眼と言われたものの、先生が言っていたように自覚症状は全くありませんでした。

徐々に小さい字が見えにくい、今までのようにすぐにピントが合いにくいと感じたのは40歳に入ってからです。

よっぽどのことがない限り、眼底検査まですることはないと思いますが、精密検査レベルになると、老眼の兆候が出始めるのが30代ということもあり得る、というお話でした。

ちなみに、だいぶ小さい字が見づらくなっていますが、まだ老眼鏡は使っていません。

そろそろ買い時かなぁ。

スポンサーリンク