今ではインターネットで買物をするのが当たり前なので、宅配サービスは本当にありがたいです。
ちょっと買物が多かったりすると、集中して1週間に3~4回来ていただく時もあったりしますが、馴染みになるとお互い挨拶や声掛けも親しみがこもったりして良いものです。
しかし、今年の母の日シーズン前、ゆうパックが我が家に届いた時の配達員さんの態度は、今までで一番びっくりな態度・・・というか、もうかなりお疲れの感じでした。(^^;)
私は態度が悪い人に対しては短気な方なんですが、なんだかこの方にはクレームを入れたいという思いは湧きませんでした。(いや、普段からクレームをよく言う人間ではありまぬ。笑)
この配達員さんの態度で思ったことを綴ろうと思います。
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目次
配達員さんの再配達による過重労働問題が気になっていた
先ほども書きましたが、今はネット通販が便利なこともあり、利用者がかなり増えた為、宅配業の長時間労働は相当過酷なものだと思います。
そんな中、再配達による過重労働のニュースが話題となった時から、私もよく利用しお世話になっている者として、どうしたらいいか考えました。
宅配ボックス利用が可能な商品に関しては、注文時にその旨伝えられる場合はそうしていますが、生もの等、どうしても手渡しでないといけない商品はあります。
その場合、単純な考えですが、確実に家にいる時間帯を指定することが良策と考えました。
配達日が運よく休みの時であれば、そんなに遅い時間でなくても受け取れますが、仕事の日だと、どうしても19:00以降の配達がありがたく、確実なことが多いのです。
なので、時間指定できるときは、なるべく遅い時間帯に指定するようにしています。
事前に配達日がわかれば、時間帯指定依頼をする。
クロネコヤマトさんは、以前からメールで配達日のお知らせがきたり、最近ではLINEで状況確認や時間帯指定も気軽にできるようになり、とても便利です。
しかも、時間の変更したことで、配達員さんから、
「時間変更承りまして、ありがとうございます!」
と言われたこともありました。
こちらがなるべく再配達させないように、と考えているのを、
「お気遣いありがとうございます!」
と言ってもらってるような気持ちになり、なんだか嬉しくなりました。
まぁ、別に褒められたくてやったことではないんですけどね。(^^;)
やっぱり人間なので、そういう風に言われると、嬉しくなります。
できればそのシステムが、すべての宅配業者さんにも浸透すれば、再配達も減らせるのかなぁ、と個人的に思います。
しかし、良かれと思った時間帯指定でボヤかれた・・・。
さあ、ここで冒頭の日本郵便の配達員さんの話になるのですが。
時間はおそらく20:40くらいになっていたと思います。配達の時間は21:00までです。
インターホンが鳴り、そこでは普通の感じだったのですが。
玄関を開けて、荷物を受け取った時、
「ハーーーー。」
と配達員さんの大きな溜息。(^^;)
あ、なんだかすごくお疲れの様子だし、一番遅い時間に指定してるから、早く帰りたくて思わず出ちゃったのかなぁ・・・?
なんだか申し訳ない気分に。
と声をかけたのがいけなかったのか、堰を切ったように、その配達員さんは私にボヤキ始めました。
このあと、まだ70件あるんだよ?できるわけないよ!
上司に言ってるけど、何もしてくれない!
いいよ、無理だから上司にできないって言うよ。
(心の声)そ、そうすか・・・( ̄▽ ̄;)
ものすごくまくし立てられたので、何だか私が怒られている気分になり、
と、謝っていました。笑
その配達員さんは、私のサインを受け取ると、さっと身を翻し、去っていきました。
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現場の状況はどうなっているんだろう?と気になる。
最初はやっぱり、若干面白くない気分になりましたヨ。
だって、再配達で二度手間かけさせたら申し訳ないなー、と思って、良かれとのことだったので。笑
でも、その配達員さんの言い分によると、確かに無茶な量が一人の人にのしかかっていることになります。
時間的にもマンパワー的にも無理でしょう。
上の人は、数字のデータしか見てなくて、現場の声は無視してるのかな?
繁忙期の対策とかどうなっているんだろう?
この世知辛い世の中、クレームを気にしてビクビクしがちだけど、会社の上の人たちは、まず社員を大事にしないと、良いサービスは提供できないんじゃないかな。
もしかしたら、以前ニュースになっていた、配達物を捨てていた、という事件も、この配達員さんのように現場の人間が追い詰められて、精神的に病んで捨てちゃったのかも・・・と考えさせられたり。(かと言って、捨てられた被害者にとっては、どういう理由であれ、許されることではないです。)
システム開発を進めて、配達される側が事前に都合が良い時間に変更できるようにするのを基本にしたり。その際は、例えば各時間帯の配送受付の上限を設けて、それに達したらその時間帯は選択できないようにし、現場にも無理のないようなサービスを提供するとか。
もしくは、現在の物流で上限を設けることによってまわらなくなるのであれば、繁忙期や人気の時間帯だけでも人員を増やすとか。
この業界にお知り合いがいないので、現状がどうなってるのかわからないですが、サービスを提供する側も提供される側もハッピーであるように改善されるのを願うばかりです。
郵便局窓口受取サービスを意識して利用するようになった。
その経験があって以来、郵便局の「ご不在連絡票」が入っている場合は、なるべく郵便局窓口受取サービスを利用して、直接取りに行くようにしています。
私自身のスケジュール的に在宅時間を指定しにくい場合は、空いてる時間に受け取りに行く方が気持ちも楽だし、再配達の手間を省いた分、配達員さんが他のところを回れて早めに仕事を終われているかなぁという、勝手な自己満足感を味わってたりしてます。笑
しかし私の場合、今は乳児がいるわけでもなく、自分で運転して取りに行ける環境であるからこそ、窓口受け取りが気軽にできます。
でも、病気やケガをしたり、高齢になってくると、重い荷物などを自宅まで届けてくれるサービスは本当に助かります。
やはり再配達をしてもらわざるを得ない状況はあります。
まとめ
ちなみにその後、その配達員さんは、ウチに一度も来ていません。
本当にあのあと、上司に「無理っス!」と言ったのか、他の配達先からクレームが入ったかはわかりませんが・・・。
ともあれ、今の私たちには欠かせない、宅配サービス。
そこに従事している人たちがいるからこそ、私たちが便利に暮らせていることは忘れてはいけないと思います。
ましてや外国に比べると、日本の配達事情は本当に優秀です。
まぁ、でも、配達員さんにはボヤかれたくないのが本音ですネ。笑
配達員さん、いつもありがとうございます。本当にごくろうさまです!!