光陰矢の如し。
とにかく時間がたつのが早すぎて、日にちが咄嗟に浮かばないこともある。
本気で、
自分は何歳だったっけ?
と考え込んだり。
よく、年をとればとるほど、
「時が経つのが早く感じるよ。」
と、人生の先輩方から聞いてはいる。
実際に、20代と30代の頃を思い出すと、確かにそうだなぁと思っていた。
けれど、ここ数年は40代になったからというのでは説明がつかないほどに、時空が永続的に変わってしまったのではないか?と思ってしまう。
小学生の頃、時間は無限にあるんじゃないかと思うくらいだった。
イメージで浮かぶのは、夏休みが始まったばかり、当時住んでいた団地の廊下の情景にたたずむ私は、
「今日は何をして時間をつぶそうかなー。」
と考えてたことを思い出す。
子供の頃の時間の感覚は、きっと似たようなものだろうと思っていたけれど、どうやら小学生の息子は現在の私と同じような感覚でいるらしい。
小学校低学年なのに、
「もう一週間が終わるか~。」
なんてセリフを言う。
今回の写真は、2年前の2020年1月に撮ったもの。
キラキラと水面が光る中、対岸からこちらにピョンピョンと石を上手に飛び跳ねながら、向かう息子。
つい、この間まで赤ちゃんだったのにな、と思いながらシャッターを切っていた。
あれからあっという間に2年が経った。
その間に、新型コロナ(COVID-19)で世界の様子も人の価値観もだいぶ変わった。
私自身、180度価値観が変わったと言っても過言ではない。
2021年にレイキを習い、息子が寝る前にレイキヒーリングをするのが日課になっている。
嫌なできごとがあったり、つい息子にガミガミ言ってしまったときも、この1日を終える時のコミュニケーションで、「今」あるこの瞬間、息子を肌で感じられる貴重な時間が与えてくれる幸せに気づくことができた。
有限である時間の過ごし方を意識しないと、とにかく体感的にもあっという間に過ぎてしまうこの時代、あなたは何に意識を向けていますか?
時間=命
意識一つで、自分の周りに作り出される世界の景色は変わる。