ゲーム音楽のアークスIIが好きすぎて披露宴で流す夢実現。感激の花嫁号泣

久しぶりにマニアックなゲーム音楽について語ろうと思います。

私は兄の影響で、1980年代~1990年代のゲーム音楽が好きです。

個人的には、この時代のゲームミュージックが最も優れていた黄金時代と思っています。

私の好みは、だいたいがアーケードゲームやNECのPC-8801シリーズあたりのゲーム音楽なのですが、今日は、名曲ぞろいのARCUS II(アークスII)についてです。

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ARCUS II(アークスII)とは

その名のとおり、ARCUSの続編です。(雑)

ARCUSというのはロールプレイングゲーム(RPG)です。

我が家には、PC-8801mkIISRというパソコンがあったのですが、RPG好きの兄は色々なゲームを楽しんでいました。

私はというと、その様子をそばで見ているのが好きでした。

当時はまだ高級品であったパソコンですが、Windowsが当たり前の世代からすると、画質の荒さに驚くかもしれません。

しかし、このPC88シリーズで、ここまでの美しい描写ができるゲームに、当時の私と兄は衝撃と感動を覚えたのでした。

このARCUSを制作したのは、ウルフ・チームです。

私たち兄妹は、

「さすがウルフ・チームはレベルが高いよね!」

と語り合っていた記憶があります。

ビジュアルに合うゲームサウンドのクオリティ

おそらく、このゲームをプレイしていた当時、PC88シリーズの後継版でより性能が高いPC98シリーズも出ていたと思います。

私と兄が関心したのは、PC98の性能ならわかるけど、それをPC88版でここまで美しい描写、そして質の高いゲーム音楽を作れるなんて、本当に素晴らしい!!という点でした。

ストーリーと音楽がぴったりで、まるで壮大な映画を見ている気分になりました。

演奏しているのは、サージェント・ウルフ・バンドで、ウルフ・チームの社内バンドです。

このアークスIIのゲームミュージックは最初に兄が購入し、私も大人になってから買いましたが、とにかく当時は、二人で何度も何度も聞きました。

そしてお互い思っていたのです。

いつの日か、この曲を自分の結婚披露宴で使おうと。

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兄妹とも披露宴で流した曲はBridal And Peace

このアークスIIのアルバムには、オリジナル曲のリアレンジ・バージョンが3曲収録されています。

そのうちの一つ、Bridal And Peaceという曲には鳥肌が立つほどの感動を覚えました。

この曲を作曲したのは、桜庭統さんという方ですが、実際にご本人の結婚式の入場曲として作曲したのが原曲のようです。

私と兄は、この曲に惚れ込み、お互いに、

「絶対、自分の披露宴にはこの曲を使うぞ!」

と、まだ何年も先のことを話していました。

悔しいことに、兄の方が先に結婚したので(笑)、「この曲を入場曲に!」という夢も先に実現されてしまいました。

実際、兄の披露宴で使われたのを聞いたときは、

「うわっ、これじゃ私が披露宴で流した時に、お兄ちゃんのパクリって思われるじゃん!」

と思ったのですが、そもそもマニアックすぎて誰も気づかないだろう、ということに気づいていませんでした。笑

お色直し後の入場曲で使用。感極まって号泣

兄より遅れること数年、私も念願のBridal And Peaceを流す時が来ました。

お色直しで再入場する際に使用。

最高にぴったりなシチュエーション。

何度も夢見たこの瞬間だ!

そう思ったとたん、(´;ω;`)ブワッと号泣。

花嫁が一番キラリと笑顔のシーンが普通なのでしょうが、あまりにも曲への思い入れが強くて、泣いちゃいマシタヨ。

でもここで泣き続けたらマスカラが落ちてパンダになっちまう!と、慌てて涙を引っ込めたのでした。

今聞き返してもやっぱり名曲揃い

きっと私たち兄妹の他にも、このBridal And Peaceという曲を結婚式で使ったよ!というゲーマー、もしくはゲーム音楽愛好家はいらっしゃるのではないでしょうか。

この曲以外にも、ドラマティックな演奏ばかりで、この記事を書きながら久しぶりに聞いていましたが、当時のドキドキ感を思い出して懐かしいです。

もし叶うなら、コンサート会場で生演奏で聞きたいものです。

PC-8801mkIISRの想い出。デモの手書き感ハンパないキャラクターが好き

2021.09.18
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