パートからフリーランスとして働くことを決意し、年内に個人事業主になることを目標としていましたが、本日、とうとう開業届を税務署に提出してきました。
それまでは、「開業届を出すからには、屋号があった方がいいよね!」と、なぜかそこに拘る割には良い屋号名が浮かばず、気がつけば師走に!
数ヶ月悩んだ挙句、結局、屋号を決めないまま提出しました。
結論としては、屋号に悩んで開業届の提出を遅らせるのは時間がもったいない、です。
それでは、提出までの流れを書いていきます。
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目次
個人事業主になるまで
フリーランスとして働くことを決意し、退職してから早3ヶ月になりました。
今のところ考えているのは、クラウドワークス等から受注の在宅ワーク、ブログからのアドセンス・アフィリエイト収入、そして将来的には写真の仕事にも繋げていきたいと考えていますが、現時点では正直、開業届を出すほどの収入は得られていません。
いつかは個人事業主になりたいなぁ、と以前は漠然と考えていましたが、9月にパートを退職する際には収入の額に関係なく、年内に開業届を出すことを目標にしていました。
しかし、日常に流されて、屋号をどうするか等の考えるべきことを「時間あるし、明日にしよっと。」となってしまい・・・あっという間に自分で決めたデッドラインである本日12/20になっていました。
年内に開業届を出すと決めた大きな理由
それは、幼児教育無償化制度の絡みで今月中に市役所に開業届や青色申告承認申請書の控えを持っていかないといけないからです。
年末でもあるので、本当にギリギリの提出となりました。汗
正直、収入もごくごくわずかしかないので、今年分は必ずしも青色申告しなければならない訳でなく、確定申告すれば済む話ではあります。だから、すぐに開業届出す必要性を感じられずにダラダラとしてしまいました。
また実家の引っ越しや、慣れないクラウドワークスの案件をこなすのに必死で、すっかり生活リズムが狂ってしまってから、ブログを書く習慣なんて程遠いものになっていました。
しかし、今日、重い腰をあげ仕方なく(笑)開業届を出したことにより、何だかやる気が湧いてきたのです。
これは、私にとってかなり大きな収穫です。
開業届の記入・提出は意外と簡単。
午前中、ネットで開業届および青色申告承認申請書において、書く際に時間を要する項目(職業や事業の概要等)を絞り込んだり、持参するもの等を調べ、下書きを準備。
そして午後あとに税務署へ。
窓口で簡単な説明を受けて、下書きしていたものを書き写して提出するまで、所要時間30分くらいでした。なんてあっけない!(笑)
たった紙切れ一枚ではありますが、これで私も個人事業主という名に恥じない振る舞いをしたいものだなぁと、ふつふつとした想いが溢れてきました。
屋号は開業届で空欄にしてもあとから追加できる
これはネットで得た情報なのですが、開業届提出時に屋号を空欄にして出したとしても、なんと確定申告する際の書類に屋号を記入すればOKという衝撃の事実です。
税務署としては、開業届を出した個人の名前が重要であり、屋号はそんなに関係ないようです。
んん・・・屋号で悩んでいた時間が・・・もったいない!!
もっと早めにそのことについてググっておけばよかったー。
しかし、念のために税務署の窓口で「あとから屋号を追加したい場合はどうしたらいいですか?」と聞いてみたのですが、上記に書いてある返答を期待していたのに、
「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」に屋号を書いて提出してください
という想定外の返事とその用紙をいただくことになりました・・・。
対応する人によって回答が多少違うことはあるのでしょうが、今日対応していただいた方は、質問した際に「えーっと、そうですねぇ・・・うーんと・・・。」としばらく考え込んだり、開業届の控えを税務署のファイルにしまって、控えじゃない原本の方を私に渡そうとしていたりと(笑)、ちょっと頼りない感じはありました。(職員さん、スミマセン。)
とりあえず屋号を追加する際には、また確認をしようと思います。
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いずれは出さないといけない開業届なら、今がその時!
もしあなたが、なんだかフリーランスになったものの、イマイチやる気スイッチが入らない、とか、つい家でダラダラとしてしまっているのでしたら、とりあえず開業届を出してしまうのも良いきっかけになるかもしれません。
今回思ったのは、勢いも大事だなぁと、まぁ割とありきたりなセリフではありますが(笑)、実感しました。
自分で仕事の時間を自由に調整できるからこそ、ひょんなことでリズムが狂ってしまうと、一気にだらけてしまう危険をフリーランスは伴います。
開業届、いずれは出さないといけない、でも今は収入的に出さなくてもいいし・・・と思いつつ、イマイチ結果を出せていない現状に悩んでこの記事をご覧になったのであれば、きっとそれは、今がその時!ということなのかもしれません。
開業届、出す前に確認すること
勢いも大事、と書きはしましたが、注意して欲しい点が二つあります。
それは、
- 失業保険を受給している。(もしくは受給希望)
- 夫の会社で扶養の範囲内だった場合、個人事業主になっても健康保険および厚生年金の被保険者として継続できるかどうか
です。
①に関しては、個人事業主になるイコール、失業保険の受給資格がなくなります。次の就職先が決まるまでの生活費に充てるものなので、自営業になると宣言する開業届を出した時点でその資格がなくなるのは、考えたら当然のことですね。
まぁ、私が以前勤めていた会社は、雇用保険に加入させてくれなかったのが謎で(ブラック。汗)、そのおかげで①は関係ないお話ではあります。
②に関しては、夫の会社が所属する健保組合は年収が130万円を超えなければOKとのことなので、そのまま扶養にしてもらうことになりました。ありがたいです。
健保組合によっては、例え収入が0円だとしても、個人事業主は扶養として認められないこともあるらしいので、勢いで扶養から外れてしまっては、大出費になり家計が赤字になってしまうので、こちらは必ず開業届を出す前にチェックされてください。
まとめ
なかなか踏ん切りがつかないまま、ずるずると時間だけが過ぎ去ってしまった3ヶ月ではありましたが、とにかく今は、無事に開業届を提出し、晴れて個人事業主になれたことにホッとしています。
屋号がどうとか、収入がまだ見通しが立たないから、とか、考えていた時間がもったいなかったなぁと反省の気持ちもありますが、それ以上に、個人事業主として頑張っていくぞー!という想いが自然と湧き上がったことに最大のメリットを感じています。
また開業届に書いた内容について掘り下げた記事を書こうと思うので、その際にはぜひチェックしてもらえたら喜びます!