2021年に入っても新型コロナ(COVID-19)の影響は依然として続いています。
学校も夏休み前に臨時休校になったり、夏休みが短縮されたり、そして夏休み明けにまた臨時休業という形になったりと、日々対応が変わっています。
そんな中、とうとう息子の通う小学校でもオンライン授業が開始されました。
私は在宅ワークなので、そばで授業の様子を見れるのですが、先生方の努力と大変さを目の当たりにし、本当にありがたいことだと実感しています。
今もそばでオンライン授業を受けている息子ですが、落ち着かない様子に私も落ち着きません。(笑)
ということで、オンライン授業について思ったことを書きます。
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目次
地域によってオンライン授業と分散登校の違いがある
私の住む地域では、生徒一人にiPadが割り当てられています。
正直、その対応にすごい!と驚きました。
先日、他の市で教諭をしている甥っ子と話す機会があり、
と言ったら、どうやら通信障害などがあり、オンライン授業ではなく分散登校になったとのことでした。
オンライン授業でも分散登校でも、子供たちにとってはまだまだ通常の学校生活は程遠く感じます。
小学生オンライン授業の大変さ
オンライン授業はZoomで行われていますが、参加者が好き勝手に発言すると、当然ながら先生の声が聞こえません。
ホストである先生以外の生徒たちには、
質問がある時は手をあげるボタンがあるので、それを押して待っていてください。
先生が、どうぞ、と言ったらミュートを外して発言してくださいね。
と伝えています。
しかし、息子は小学校低学年です。
なので、私は低学年の子たちのオンライン授業をそばで見ているのですが、これがもう、大変!
先生が注意事項を話しているそばから、
「先生~、せんせーい!!」
と聞いちゃいない。(笑)
一人が声をあげると、自分も自分も!!と次々と発言しまくる子供たち。
そうなると、ハウリングを起こしたり、先生が話している声が割れたりと全然聞こえません。
うわぁぁあああ、うるさーい!!
と心で叫ぶ私。(笑)
先生、よくブチ切れないなぁ・・・。
と、感心します。
いや、先生の声のトーンを聞いてると、内心キレているのは伝わりますが。苦笑
とにかく授業を進めないといけないので、先生もある程度で生徒の声をさえぎり、進めていくしかありません。
それでも、想像よりは小学生でもオンライン授業を進められるものなんだな、と驚きでした。
親は少し離れて見守る程度がいい
最初のうちは、ちゃんと小学生がオンラインで授業を受けられるのだろうか?と心配になり、映らない程度に息子のそばにいました。
しかし、ウチの息子の場合、そばに親がいると、
「お母さんがいるから、難しい話は聞いてもらおう。」
という感じで、受け身の姿勢になりました。
と聞いてくる息子。
これじゃダメだと、翌日からは私もパソコンに向かって仕事をしたり、家事をすることにしました。
あまり心配しすぎても子供にとって良くないことだと実感・・・もっと子供を信頼しようと反省です。
とはいえ、普段から授業中の姿勢が悪いと先生から注意を受けている息子。
ふっと見てみると、歩き回っていたり、退屈そうに違うことをしていたり。
授業中なんだよ。
と、時折注意することは必要です。
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ネット上で課題を提出にちょっと感動
時代は変わったな~、と感じたのが、提出物をネット上でやるということ。
授業中にやった課題はiPadで写真を撮り、学校で指定されたアプリで提出。それを先生が確認したのち、赤丸がついた画像が返送されてきます。
音楽の課題も、演奏している姿を動画撮影して提出です。
ほんの数年前まで、近い未来にこういう状況になるなんて思ってもいませんでした。
本当にこの1年半で、一気にオンラインの可能性が広がりました。
先生方の努力に心から感謝
新型コロナの感染状況次第で、急遽、学校がお休みになったり、必要な学習時間数を確保するのは本当に大変だと思います。
そして、今まで経験したことがないオンライン授業の準備が必要になりました。
先生方の中には、コンピュータ操作が苦手な人もいらっしゃると思います。
実際に、オンライン授業が始まった初日、「マイクをオフにして欲しい。」という状況だったのですが、先生が「ミュートを解除してください!」と連呼していました。
ミュートの意味は「音を出さない、無音」という意味なので、その指示だとマイクをオンにしていいの?どういうこと??と、訳のわからない状態になってしまうという場面もありましたが、翌日には先生もしっかり意味を理解されている様子でした。
きっと、オンライン授業の為に必死に操作を習得されたことと思います。
これまで、休校の度に自宅学習の課題が出されていましたが、やはり学校でやるのと家でやるのとでは、集中力も習得度も違います。
息子は宿題で間違いをした際、丸つけをする私が指摘すると怒ることが度々あるので、そこで手が止まってしまいます。
そうなると一気にやる気を喪失するので、また勉強に取り組ませるまでに時間もかかるし、私もつい感情的になってしまうこともあります。
しかし、学校ではそういう様子はなく、授業内容も把握していると以前、個人面談で聞いていました。
オンライン授業では、クラスメイトの顔を見られるし、競争意識からやる気が出て手をあげたりする様子が見られました。
子供たちは、機械操作はお手の物で、息子もなんやかんや言いながら得意気に課題提出をこなしています。
これは、先生方の努力の賜物です。
家での授業なので、集中力が切れるのも早い部分はありますが、それでも親が勉強を教えている時にダラダラするのとは大違いです。
通常の授業時間よりは少なくなってしまいますが、それでもオンライン授業のありがたみをひしひしと感じました。
やっぱり人と繋がるのはいい
新型コロナ感染者数次第でいつオンライン授業になるかまだわからない状況ですが、来週からは登校予定になっています。
学校再開しても、「友達とふざけて触れ合ったりしてはいけません。」などの注意事項があり、まだまだ普通に友達と遊ぶことは叶いません。
息子は自粛生活にも慣れたと言って、家でAmazonプライムビデオを満喫してはいるものの、やっぱりこれだけの間、家にこもりっぱなしはつまらない様子です。
オンライン授業でクラスメイトの顔を見られるだけでも良い刺激になったようですが、学校が再開されるのは、それ以上の充足感を味わえるのではと思います。
まぁ、息子は学校に行くのが面倒くさいと言って、「オンライン授業がいいー!」と言ってますが。(苦笑)
今日の授業終わり、先生が子供たちの提出した夏休み課題を教室に貼り出している様子を見せながら、
と仰っていた先生のにこやかな顔が印象的でした。
日々対応に追われる先生方、本当にありがとうございます。
早く、子供たちの笑顔あふれる学校生活が通常通りに戻りますように。