10代の頃から好きなCHAGE & ASKAのASKAさんの曲について、ただ思いついたままに語ります。
今回は、はるかな国から。
明るめの曲調とは裏腹な、ASKAさんらしい表現の歌詞に心奪われます。
トップ画像を見てもわかるように、私が所有しているチャゲアスのアルバムは、ほとんどが経年劣化と手垢(?)で変色やボロボロだったりしますが、その分、共に過ごした思い出が詰まっています。
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CDが行方不明!
ASKAさんのソロアルバム「NEVER END」に収録されている「はるかな国から」が無性に聴きたくなって、久しぶりにCDを取り出してきたが・・・。
パカっと開けると、そこにあるはずのCDが入っていない!
ほげーーー!!どこにいっただーー!!!
普段からCDを他のものにチェンジするときに、ちゃんと戻さないクセのある私。
おそらく他のCDケースに紛れ込んでいるかもしれない・・・。
あちこち探すも、見つからず。
もしかして、壊れたCDラジカセを処分した時に取り出すのを忘れて一緒に処分してしまったのだろうか。(汗)
仕方がないので、公式からYouTubeにアップされてないかとチェックするも、見当たらず。
アレクサにお願いしても、AmazonミュージックにCHAGE & ASKA含むASKAさんの曲は、ほとんど登録されていない。
まぁ、大人の事情でしょう・・・。
えぇ~~~、この聴きたい欲求、どうしましょう。
ということで、とみさんという方が歌っているYouTube動画を流しながら、被せるように私がめっちゃ熱唱しました。(笑)
これをきっかけに、とみさんという方の歌声を初めて聞きましたが、ものすごーくお上手でびっくり。
音楽活動されているようで、納得。
でも私も負けずに被せて歌う、歌う(笑)
あ~、スッキリした!
でもやっぱり、ASKAさんの声で聴きたいですねぇ。
もう師走に入るし、大掃除の勢いでCDをもう一度探すか、諦めてCD買いなおすか、どっちにしましょ。
収録アルバム:NEVER END/ASKA
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「はるかな国から」にひたる時に思う気持ち
「はるかな国から」を聴いたり口ずさむ時は、初っ端から胸がキュッと痛みを感じます。
世間が不況という文字を 消そうとしてる間に
合図を送れないまま ひとり少年が死んだ
テレビやラジオや新聞は 涙を誘いかけては
大人の目を持ち出して
罪の行くえ探してる 誰も行くえ探してる引用:ASKA「はるかな国から 」歌詞より
私がまともにテレビを見ないようになったのは、おそらく東日本大震災以降だと思いますが、理由はネガティブな情報に心を蝕まれていると気づいたからです。
このアルバムがリリースされたのは1995年ですが、既にこの頃にはASKAさんの歌詞の中で訴えるものがあったのだと改めて思いました。
個人的に感じるのは、曲調は明るめだけれど、孤独や切なさが胸の中に広がっていく気持ちになります。
私自身が経験した思春期に受けたいじめをふと思い出し、胸を締め付けられたり。
生き辛さを抱えた若者のそばに寄り添える人はいなかったのだろうか、そもそも「つらい」と合図を出せない人はどうやってその傷を癒せばいいのだろうか。
悲劇が起こったあとの野次馬的な意見なんてどうでもいいのに、電波に乗せられて垂れ流しされている無駄な時間。
きっと誰しも経験するだろう孤独感。
それにうまく向き合えないまま大人になり、生き辛さの積み重ねが募った時、壊れてしまう儚さ。
愛に傷つきながらも、また愛を求めている。
時々、無性に聴きたくなる理由は、私自身、この曲の中の登場人物の一人になったような心情なのかもしれない、と思うのでした。
はるかな国から はるかな国まで
愛に生まれて 愛にはぐれて引用:ASKA「はるかな国から 」歌詞より