【HSP気質】行動できないを克服するには習慣化の前に自己肯定感を積み上げよう

行動できない自分を変えたい。

毎日、今日こそは!と思いながら、

「今日も行動を起こせなかった。」

と、月日が過ぎ去ってしまう。

元々ズボラだった人が、行動を起こせるようになった、という動画もよく見るけれど、そのきっかけが知りたい!と思う日々。

そんな私が、最近になって、ようやく少しずつ行動を起こせるようになってきました。

HSP(Highly Sensitive Person/繊細で敏感な人)気質であることも、行動を起こせない要因の一つにあるようで、HSPのことを知ると「なるほどな。」と納得いくことが多いです。

考え方のクセを知ることで、習慣化できない思考への対策もわかってきました。

備忘録としてブログに残すことで、行動を起こせるようになりたいあなたのヒントになれば幸いです。

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習慣化したいけどできない根本

フリーランスになり、結果を出すにはどうすればいいか?と模索する日々ですが、必ず出てくるキーワードが、


習慣化

よし、それが大事なのはわかった。

だけど、うまく習慣化する術を知らない。

というか、やろうと思っても何をやっていいかわからないし、目標を立ててもなんだか続かない。

習慣化と言えば、フリーランスになる前から意識しているけれど、


何度も習慣化することを目指す

  ↓

3日坊主で自己嫌悪になる

  ↓

自己否定

  ↓

ふてくされる


と、こんな感じで、結局自分ってダメ人間なんだなー、と自己肯定感のカケラもない人生を送っていました。

HSPは完璧主義なところがある

自分では完璧主義という意識は持っていなかったけれど、よくよく考えると当てはまっていました。

自分の理想としているゴールと、実際にできる力量がかけ離れているため、「やっぱり自分には無理だ」と、中途半端に終わるということは、度々経験しています。

よく言えば向上心が高いのですが、結局、理想が高い完璧主義ゆえ、それが行動を妨げる要因となっているのです。


メンタリストDaiGoさんによると、「行動をおこせない」を克服するには、自己肯定感をあげることだといいます。

私は自己肯定感をあげる行動さえ、3日坊主になっていたので(笑)、自己嫌悪になってばかりでした。

でも、一つだけ続いていたことがあります。

それは、

「少しずつでいいから、諦めない。」

と思い続けて止めなかったこのブログです。

ただ、ブログ開設時の目標は、1年以内に100記事だったのですが、開設してから4年あまり経った今も、まだ100記事に満たないです。(この記事が95個目!)

でも、諦めなかった。

落ち込んでも、自己否定しても、これだけの気持ちは持ち続けていました。


だから、常に意識の中に「習慣化するきっかけ」を探していました。

そしてついに、あることをきっかけに、私の小さな習慣化がスタートしました。

運動を習慣化するに至る動機は病気の再発

今は症状は落ち着いていますが、橋本病の抗体を持っている私は、ホルモンバランスの関係で再発する可能性があります。

今年の2~3月頃に体調が優れない日が続き、頻脈や立ち眩み、そして体重減少など心当たりのある症状があったので、血液検査をしたところ、甲状腺機能亢進症の再発とわかりました。

症状としては、結構しんどいんですけどね、一つだけ嬉しいことがあるんです。


それは、体重減少という症状に伴い、ポッコリお腹もへこんでくれたこと。笑


でも、一過性の甲状腺機能亢進症が回復すれば、ホルモンの影響で過剰に働いていた基礎代謝も正常に戻るので、必然と減っていた体重も戻ります。


その結果・・・発症する前のぽっこり下っ腹が帰ってきました!!笑


理由は明白で、甲状腺機能亢進症の間はいつも以上に食欲、特に甘いものが欲しくなり、しかも食べても太らないので、回復後もしばらくは頭がそのように食べたい欲求に勝てなかったのです。

油断すると、病気になる前より太ってしまう可能性があります。

実は、産後も同じように甲状腺機能亢進症になったので、これは実体験です。笑


だから、またあの時のように太りたくない・・・!という気持ちが勝った今回、ダイエット実行が叶いました。

ということで、習慣化できた動機は、健康維持のためというよりは、病気が原因で痩せてスリムになった体形を維持したい、という不純な動機なんですヨ。

動機なんてなんだっていいんです、自分が良くなれる行動に繋がるなら。笑

起床後から午前中のルーティン

メンタリストDaiGoさんの解説で、午前中が最もパフォーマンス能力が高いという話があったので、それを実践中です。


運動したあとは、集中力が高まる

カフェインを飲んで30分後に運動すると効率が良い。

 
という解説から導き出した、ここ最近の朝のルーティンをざっくり書くと、

起床

プロテイン摂取

珈琲を淹れる

ブラックコーヒーを飲む

マインドフルネス

スクワット10回×10セット&短時間筋トレ

集中力が必要なことから手を付ける



となっています。※日々、お試し、改良中。

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過去にダイエット失敗したのに、今回なぜ成功したか?

確か、去年の5月頃にも特定健診で下っ腹が大きく育ったことを嘆き、それをきっかけに筋トレをしてその経緯を記事にしかけたのですが、やっぱり3日坊主に終わっていました。笑

なので、やはり行動を継続するということが一番難しく、せっかく行動を起こすことができたのに、変な完璧主義のせいでハードルを高くしてしまった結果が、3日坊主→自己嫌悪のループを繰り返したのです。

今回、ダイエットが習慣化できて継続できているのには、本人も驚きですが、その理由を自己分析してみました。

かなりハードルを下げた目標設定で自己肯定感アップ

私の中で、筋トレと言えば、ガッツリやり込む、というのがイメージにあって、もう「筋トレ」とか「運動」って言葉が頭に浮かぶだけで疲れていました。笑

具体的に言うと、


カイカ
筋トレなら1時間はみっちり集中して、ダンベルとかで負荷をかけて、バランスよく体全体を動かさないと。


みたいな感じですね。

そりゃ、疲れるわ。普段全然動いてきてないのに。


ここ最近は、自己肯定感を上げる情報として色々インプットしてきていたので、上記のような自分の実力以上の高すぎるハードル設定は止めて、この程度で目標に掲げていいの?ということから始めました。

一人だけでやるにはモチベーションを維持するのが難しいと思ったので、YouTubeで自宅トレーニングの動画を検索した結果、のがちゃんねるの腹筋2分のものから始めることにしました。

2分と言っても、内容的には最初はキツく感じましたが、「運動する時間」を重視して選びました。

理由は、たった2分なのに時間が作れないわけがない、としたのです。


私には、その小さなハードルこそが、自己肯定感を高める為に有効でした。

途絶えていた目標達成シール再開で自己肯定感アップに弾みをつける

小さな目標を達成したごとに、シールを貼る。

単純なことですが、なんだか子供のごほうびシールみたいで、こんなの意味あるの?と思いがちですが、効果あります。

実際に小学生の息子も学校でシールを貼るというのでモチベーション上げているのを間近で見てきていますが、大人になった自分にも効果がありました。


正直に私が実践した様子をお伝えすると・・・。


目標達成のシールを貼ることが出来るノート


を作り、ノート見開き1ページ目までは、がんばれていました。

しかし2ページ目の途中から、ふとしたタイミングで習慣になりかけていたことのペースが乱れてしまい、その存在自体をなかったことにしたくなる気持ちで、見てみぬふりをしていました。笑

せっかく習慣化しかけたのに、崩れるのはあっという間です。コツコツ積み上げたかわいい自己肯定感も、目標達成シールのことを思い出すと、逆に自己嫌悪になるので、見ないふりをしていました。

でも、あきらめたくない!という思いだけは、ここでもあり続けました。


今回、下っ腹撃退の為に始めた運動でモチベーションがあがり、再び目標達成シール貼りを再開。

運動するごとに増えていくシールを見続けていくと、やっぱり嬉しくもなるし、何より「今日もちゃんとできた!」という達成感と、自己肯定感が高まるのを味わえました!

この自己肯定感が高い状態が続いているのは、HSPの私にとっては、なかなかない経験です。

そして、自信を持って外を歩ける感じになれました。といっても、食料品買い出しのスーパーくらいですが。笑

自己肯定感が育つと小さな目標設定が増えた

最初は、腹筋運動2分間だけと決めていたのが、そのうちにおススメ動画に出てくるヒップアップの運動も気になり、やり始めていました。

スクワットの数も、最初は8回の2セットだったのが、10回×5セットへ、そして今は10回×10セットになりました。

不思議なもので、ハードルを下げたことによって、今までの自分には考えられない筋トレ習慣が身についていました。

学生時代は体育会系の部活に入っていましたが、筋トレは大嫌いだったので、40代の私がこんなに筋トレしている未来なんて想像すらしたことなかったです。笑

自己肯定感と共に得られた脳内の変化

目標達成シールで視覚化することで得られた自己肯定感は、何とも嬉しいのです。

こんなに毎日自己肯定できている日々は、人生の中で初めてかもしれません。

まだまだ、朝の習慣化以外は行動できていないことも多いですが、しかし、大事なことは、小さなことをやり遂げることによって得られる達成感が自己肯定にも繋がっていると感じています。

そして、シールを貼るということよりも、強烈に得られたものがありました。

それは、心の安定です。

感覚としては、頭の中がすごくスッキリしていて、なんとなくいつも不安なことばかり考えていた時間が劇的に減りました。

考えられるのは、午前中運動することにより、脳内でドーパミンやセロトニン等の思考や感情に関わる重要な神経伝達物質が生成されるらしく、それが私にとってはかなり効果的なのだと思います。

今では、心の安定剤として朝の筋トレをしたい!とまで思うようになりました。

以前、うつ病で抗不安薬を飲んでいたことがありますが、お薬よりもはるかに効果の高い心の安定感、というのが実感です。

午前中に身体を動かすことによって脳の状態が良くなり、生産性があがるということは、メンタリストDaiGoさん以外にも、精神科医の樺沢紫苑先生がYouTubeチャンネルでも繰り返し発言されています。

何が習慣化のきっかけになるか、わからない。

何度も何度も3日坊主でダメな自分を突き付けられてきましたが、いつか必ず行動を起こすという気持ちを諦めないでいた時に、何年も何十年もかかりましたが、やっと自分で決めたことを続けられる心地よさを実感できています。

午前中に動くようなれて驚いたのは、物に執着してなかなか捨てれない状況をだったのが、今は全然使っていないものを目にした時に、手放そう、早くここのスペースを空けてスッキリさせたい、という気持ちが強くなってきました。

具体的に言うと、使わなくなって物置に押し込んでカビが育ってしまったカメラバッグなのに、執着心から捨てられず数年放置していたのですが(恐怖)、やっと捨てることができました。このことは、やっと手放せた!!と自分の中ではかなりの感動でした。

まさか、病気で痩せた体形を維持するがために、こんなにも筋トレまっしぐらになれるとは、本当に何がきっかけになるかわかりません。

まとめ

要約すると、

私が取りかかったのは、

★小さな目標を達成し、シールを張って視覚化することで自己肯定感を徐々に増やすきっかけを作った。そして、

今日も運動ができた

 ↓

小さな自己肯定感

 ↓

積み重ねることで喜びに

と変化しました。

★運動をやることによって、セロトニンやドーパミンといった脳内物質が増加し、気分が晴れて爽快感を味わえるようになった。

午前中の運動で、一年に一度味わえるかどうかの頻度だった清々しい気分が、安定的に感じられるようになった。

物への執着心が減少し、捨てられなかったものを捨てられるようになってきた。

まだまだ発展途上ですが、今までの大雑把な私にしてみれば、大きな成長です。

自分にあった方法を見つけるまでは、何度も何度も自己嫌悪になったり、自己否定を繰り返してしまうかもしれません。

でも、行動を起こせる自分になる、という気持ちを持ち続けること、そして小さな成功体験を積み上げるということをどこか頭の片隅置いておくことで、何かをきっかけに、モチベーションを維持することができるようになれると思います。


諦めない限り。


あとは、ネットの情報、動画や雑誌等を見ていて、


自分もこうなりたい。

という理想の人の情報を見続けることでも、モチベーションの積み重ねに役立つと思います。

自分の感性に合う成功体験談に触れること、そして、ほんの少しだけ真似てみることから始めるのも、良いきっかけになるのではないでしょうか。


この記事を最後まで読み切ったあなたも、きっと習慣化できます!


HSP気質のズボラで3日坊主の頭でっかちな(笑)、私の体験記も参考になれば幸いです。

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