突如、エッセイというカテゴリで文章を書きたくなり、先日から書き始めました。
本当は、突然やりたくなったのではなく、元々やってみたかったことなんだと、俯瞰しているもう一人の私は感じています。
エッセイで記事を書き始めたら、何だか楽しい気分になっていることに気づきました。
その心の過程を整理すると、これがいわゆる「心のブロック解除」というものかもしれないと思ったので、記録として書きます。
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目次
エッセイという響きが自分に合わないと思い込んでた
エッセイとは、日本語で言う随筆です。
随筆と書くと、一気に堅い印象に感じてしまいますが、簡単に言えば、書き手が体験したことや知識、感想などを書き綴ったものです。
エッセイと聞いて、私はなんとなく、著名人が書くからこそ価値があると考えていました。
テレビに出る有名な人の肩書が「エッセイスト」というのを、度々目にしていることも影響していると思います。
だから、ごく一般人である私が「エッセイ」と題して文章を書くなんて、ちゃんちゃらおかしいやい、と思っていました。
真面目口調の文章に悩むことがあります
私の書いた文章を読んだ感想として、まず言われるのが、
「マジメだね。」
というのが、ほとんどです。
私にとって、真面目と言われることは、かなりのコンプレックスでした。
マインドフルネスなどを通して、マジメな自分を「それでいい」と受け入れることはできたはずなのですが、今でも時々、
と、いじけモードになることはありますヨ。
なぜ、マジメと言われると落ち込むんでしょうね、私。笑
それは、また別の機会に書こうと思います。
ブログに書きたいことはたくさんあっても・・・
さて、ブログ記事を書くにあたって、私はいまだに時間がかかり過ぎます。
なぜかというと、真面目なので(笑)、個人のブログとは言え、情報発信をするからには記事にすることを用意周到に調べて、なるべく間違いがないようにしなければならない、ということを強く意識してしまうからです。
文章を書くことに集中しようと思っても、何かがきっかけであれこれ調べものを始めたら、これもこれも!と収集がつかなくなり、
あれ?何を書こうと思ってたんだっけ??
と、振り出しに戻ることが多々あります。
中途半端に完璧主義なところがあるため、「ラフに書いたあとで加筆修正するというやり方」を指南してもらったこともありますが、そのような柔軟さは、まだ私にとってなかなか難しく感じてしまうのです。
そんな感じなので、ちょっと今は集中できる感じじゃないから・・・と、どんどん先延ばしにしてしまうのです。
結果・・・とんでもなくブログ更新が滞っている現実に、自己嫌悪ループ発動!
そんな自分を変えたい、と思い続けていたのですが、先日、ふと俯瞰しているもう一人の私が言ってきたのです。
やってみたいなら、やればいいじゃん。
と。
聞くエッセイというのをやってみたい
きっかけは、「もうひとつの北欧、暮らしの道具店」というYouTubeチャンネルのラジオ番組『エッセイラジオ「20時のおつかれさま」』です。
北欧、暮らしの道具店というECサイトが運営しているYouTubeチャンネルなのですが、家事をしながら、耳で聞くだけという気軽さがよくて結構聞いています。
誰もがほっと一息つきたい時間に「おつかれさま」の気持ちを込めて、「エッセイラジオ」をお届けします。
引用:北欧、暮らしの道具店
北欧、暮らしの道具店のスタッフさんが読みあげるコンテンツは、実際にコラムとしてサイトにも掲載されています。
その内容に共感したり、ほっこりしたり、素敵だなぁと思ったり。
そんな風に、いつもは単純にリスナーとして聴いているだけでした。
それが、
ある程度、書き綴れたら、私もそれを「聞くエッセイ」として発信してみるのも面白そう。
と思っていました。
しかし次の瞬間、
そんなの、やってみるだけ無駄。
誰が名もなき一般人のエッセイなんて見たい、聞きたいと思うの?
それに、自分に酔ってるみたいで気持ち悪い。
と思う私。
そして、友近さんがFMラジオ局のDJ風でネタでやっているのを思い出して(結構好きなネタですが)、
一般的には、あんな風にネタにされて笑われるかもしれないし。
と、悪いイメージが、ざざーっと頭に流れ込んだのでした。
ところが、今回の私はここでめげなかった。
(俯瞰のもう一人のカイカの声)
誰かが笑うかもしれないと、他人の意見を気にして、自分がやってみたいと思ったことを始めることすらしないのかい?
今は情報発信も自由にできる時代。
何もしないで心に引っ掛かりを感じるより、楽しそうだからやってみた!ってのもアリじゃない?
何を損することがあるの?
嫌になったら、その時に止めればいいでしょ。
こんな風に、ネガティブつぶやきを上回る勢いで、頭の中に響いたのでした。
そうして、
よっしゃ、やってみるか~
と、なってのでした。
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エッセイのくくりだと気軽にかける
ブログ記事にするぞ!と思うと、前述したように「間違いがないように書き進めなければいけない」と強く思うクセがあるので、手が止まってしまいやすいのですが、エッセイだと、自分が思っていることを書き綴ればいいので、気持ちが楽なのです。
今のところ、書いていることは昔に経験したことの追憶なので、書きながらその時の気持ちが蘇り、ほっこりしてニヤニヤすることもあります。笑
なんだか、すごくいい!!
とりあえず書いてみると、満足感があります。
そっか、こんなことをやってみたかったのか。
何かをやる前に、頭の中で一瞬で否定し行動していなかったということを、体感として知ることができた出来事でした。
「ブロック解除」という言葉を耳にするようになったのは、スピリチュアル系の情報だったと思いますが、私は無意識からくる自分を守るための「心のブレーキ」と解釈しています。
そのアプローチの仕方は知らないけれど、これがいわゆる、ブロック解除、というものかもしれない、と思ったのでした。
いつか実現できる日がくるか?
エッセイの記事が増えれば、そのうち「聞くエッセイ」として音声配信できればいいなぁ、と思っています。
プレッシャーをかけると、途端に逃げたくなるので(笑)、とりあえずは、そんなことも思いついたよ、という記録として書いておきます。